【DEEP KICK】鈴木真彦、KO勝利で2度目の防衛に成功
DEEP☆KICK実行委員会
「DEEP☆KICK 32」
2017年4月9日(日)大阪市立阿倍野区民センター大ホール
▼第11試合 メインイベント DEEP☆KICK55kg級タイトルマッチ 3分3R
○鈴木真彦(山口道場/DEEP☆KICK55kg級王者)
TKO 2R2分39秒 ※パンチ
●笹木一磨(NJKF・理心塾K’sGYM/同級1位/挑戦者)
※鈴木が2度目の防衛に成功
鈴木は、DEEP☆KICKにおいて無敗で王者となり、後にWBCムエタイ日本バンタム級王者、INNOVATIONバンタム級王者となり現在は3冠王。挑戦する笹木は前回のDEEP☆KICK31で60kg級2位・祐毅からKO勝ちを収め挑戦者に抜擢された。
試合開始のゴングが鳴らされると、鈴木はスピードの乗ったパンチとローキックでプレッシャーをかける。笹木は回りながらローキックとミドルキックで応戦する。
鈴木の遠い距離から伸びるストレートが笹木の顔面を捉えダウンを奪う。チャンスとみた鈴木は笹木をコーナーに詰めての連打で2度目のダウンを奪う。後がない笹木は気合で打ち合いに応じる。
2Rになり、KOを狙う鈴木が得意のパンチからボディーへのヒザ蹴り、ボディストレートで更にダウンを奪う。笹木もなんとか立ち上がり、一矢報いたいとハイキックから後ろ回し蹴りで鈴木の顔面を捉えるも、鈴木は笑みを浮かべてパンチでコーナーに詰める。
更に追い討ちをかけダウンを奪う鈴木、笹木は意地で立ち上がるも鈴木の襲撃は止まず3度目のダウン。笹木のセコンドからタオルが投げられたと同時にレフェリーが試合をストップ。KOで鈴木が2度目の防衛に成功した。
試合後、鈴木は「今年最初の試合がDEEP☆KICK55kgの防衛戦で少し緊張したが、チャンピオンらしくKOで勝つことができてよかった」と試合を振り返り、「倒せるテクニックをもっと増やして、有名選手や強いと言われている選手を倒していきたいです」とコメントした。
▼第10試合 セミファイナル2 63kg契約 3分3R
○川崎真一朗(月心会/DEEP☆KICK-63kg級2位)
KO 3R1分09秒 ※パンチ
●中島 崇(PCK亘理 L’antredulion/聖域東北スーパーライト級王者)
開始早々に打ち合う両者。川崎が得意のパンチでダウンを奪えば、中島はすぐに立ち上がり強引に打ち合いへ。今度は中島が長いリーチのロングフックでダウンを奪い返す。
壮絶な打ち合いで会場はヒートアップ。川崎が放った右ストレートで2度目のダウンを奪い、1Rから会場は大歓声につつまれた。
3R開始のゴングが鳴ると同時に2人は打ち合いをはじめる。会場は最高の盛り上がりの中、川崎がストレート、中島はフックを返す。最後はコーナーに詰めた川崎の右ストレートで中島が倒れて、川崎が東北王者からKO勝ちをおさめた。激しい倒し合いを見せたこの試合が今大会のベストバウト賞に選ばれた。
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