【レベルス】八神が現役三冠王に君臨
Def Fellow
「REBELS.50」
2017年4月16日(日)東京・ディファ有明
▼第8試合 REBELS-MUAYTHAIフェザー級王座決定戦 3分5R延長1R
〇八神剣太(レジェンド横浜/J-NETWORK王者)
判定2-1 ※48-49、49-48、50-49
●闘ふ神主 櫻木崇浩(武勇会/INNOVATIONフェザー級王者)
※八神が新王座に就く。
J-NETWORKとWPMF王座を持つ八神が、三冠王を狙ってREBELS-MUAYTHAI王座決定戦に臨んだ。対するは現役の神主でもあるINNOVATION王者・櫻木。
1Rはローの蹴り合い。八神の右ローがタイミングよく決まる。櫻木は左右のミドルを放っていくが、八神のペースか。
2Rも徹底して右ローを蹴っていく八神。ジャブを多く出し、後ろ蹴りと前蹴りも当てていく。櫻木は左右ミドルで対抗。淡々とした試合展開に。
3R、八神は櫻木のパンチをかわしながら右ロー、前蹴り、ジャブを当てていく。全身でリズムを取りながら動く八神は攻撃のペースを上げていく。櫻木もジャブとローで応戦。
4Rは櫻木がジャブとローで前へ出ていくが、八神が右ローとパンチをタイミングよくヒット。しかし、櫻木の右ローで大きくバランスを崩す。
5R、櫻木の右ローでダメージを感じさせる八神だが、細かくパンチを出しては当てていく。八神の前蹴り、後ろ蹴りに前進を止められる櫻木。ビッグヒットはなかったが、最後まで手数を出し続けた八神が、判定2-1の僅差で勝利。
判定勝ちが告げられた瞬間、八神はその場に倒れ込み、左足が痙攣してしばらく立ち上がれず。
八神はマイクを持つと、「昨日まで二冠王でたった今、三冠王になりました。試合の4週間前に膝を壊してしまって、ずっと松葉杖で2週間前にやっと練習を再開したけれど、蹴りの練習をずっとしていなくて、心が折れそうになりました」と告白。
「今日は櫻木選手のおかげで試合が成り立ちました。僕から攻めていないし、パンチと右ローしか打っていませんでした。こんな試合でベルトをもらってしまって申し訳ありません。返しませんけれど」と、観客を笑わせた。
▼第7試合 70kg契約 REBELSルール 3分3R
〇小西拓槙(クロスポイント吉祥寺/ISKAオリエンタル・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
判定3-0 ※三者とも28-27
●小鉄(K-1ジム目黒 TEAM TIGER)
小鉄は強打を武器とし、Krushでは長谷川豊とK-1 WORLD MAXで活躍した山本優弥をKO、K-1でも現在ヘビー級で戦うK-JeeをKOして3連続KO勝ちを達成した。中島弘貴や山崎陽一といったK-1スーパー・ウェルター級(-70kg)の日本人トップファイターとも拳を交えてきた。
迎え撃つ小西はパワーを始めとした圧倒的なフィジカルの強さで北斗拳太郎や森本一陽に勝利、日菜太とREBELS70kg級王座決定戦を争ったこともある。現在、中国クンルンファイトで連敗を喫しており、正念場の一戦となる。
1R、小西は前蹴りを連発して小鉄を突き飛ばす。この執拗な前蹴り連打に小鉄は飛び込んでのパンチを繰り出し、小西が下がるところに右フックを命中させてダウンを奪う。小西は左ミドル、左ストレート、左ヒザで逆襲に転じる。
2R、小西はパワフルな左ミドル連打、小鉄は踏み込んでのパンチ連打。小西の左ボディストレート、左ヒザ蹴りが突き刺さる。組みつく小鉄に小西の左アッパーが強烈にヒットし、ラッシュをかけて左フックでダウンを奪い返した。
3R、小鉄は距離を詰めて左右フックを繰り出すが、小西のパワフルなパンチ、ヒザ蹴りを浴びてクリンチを繰り返す。小西はバッティングで流血。再開後、ガムシャラにパンチを繰り出す小西に小鉄も打ち合うが、小西がパワフルなパンチとヒザで押していき、小鉄はクリンチが目立つ。
判定は3-0で小西。ダウンを先制されるも、持ち前のパワーと頑丈さで逆転に成功した。
小西はマイクを持つと、6年前にKrushで計量に失敗したことから勉強して、今ではダイエットジムを3つ経営するまでになったと語り、「K-1のリングに上げてください」とアピールした。
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