【MA日本キック】恭士郎、16戦無敗の石田を激闘の末にKO
士魂村上塾/MA日本キックボクシング連盟
「村上祭 VOL.2」
2017年4月23日(日)愛媛・西条市 総合文化会館大ホール
▼第11試合 メインイベント WMAF世界スーパーライト級王座決定戦 3分5R
○恭士郎(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
KO 5R2分56秒 ※右ストレート
●石田勝希(RKS顕修塾/MA日本スーパーライト級王者)
※恭志郎が第3代王者に
士魂村上塾・村上竜司塾長の地元・愛媛・西条で昨年2月以来、2度目の開催となる村上祭。メインイベントでは、同じく西条出身の恭士郎が、16戦無敗の24歳・石田勝希とWMAF世界タイトルを懸けて激突した。
1Rから恭士郎がプレッシャーをかけて石田を下がらせる展開。
2Rには石田はパンチの回転力を上げて何度か左フックをクリーンヒットさせるも、恭士郎は前に出続けて左ボディで削る。距離を取りたい石田だが、手数で前に出る恭士郎は接近し、組んでのヒザも当てていく。
4R、石田は左ボディ、左ハイ、右ストレートと次々と強打を当て見せ場を作り追い込むが、恭士郎は下がらない。
5R、前に出る恭士郎に、石田がパンチから左ハイにつないでKO狙い。恭士郎も打たれながも前に出るが、手数で押され気味か。石田の連打を凌いだ恭士郎は、終了間際にラッシュを仕掛け石田をコーナーに詰めると跳びヒザから右ストレート! これがクリーンヒットし、石田は前のめりに倒れ、恭士郎がKO勝ち。昨年の大石駿介戦以上の激闘を経てのKO決着に場内には拍手が沸き起こった。
地元で世界王座奪取に成功した恭士郎は「僕はK-1を見てK-1のリングに憧れて格闘技を始めました。塾長がK-1で活躍していたこともあり、僕もK-1のリングで戦いたいと思っています。しっかり西条魂で戦うので応援よろしくお願いします」とK-1参戦をアピールした。
▼第10試合 セミファイナル MA日本ヘビー級次期挑戦者決定戦 3分3R
○山下力也(道真会館/G2グランプリ重量級全日本王者)
判定3-0 ※29-27、29-28、29-28
●プリンス・アリ(志村道場/元HEATヘビー級王者)
※山下が王座挑戦権を獲得
50戦近いキャリアを持つ元HEAT王者アリに、昨年の村上祭りで上原誠を追い込んだ23歳の若武者・山下が挑んだ一戦。山下はプロデビュー戦となった上原戦で敗れて以降、3連勝し今回が5戦目。193㎝のアリに対し、山下は174㎝と身長差もあり、あまりにも無謀なマッチメイクと思われたが……。
1R、強烈な左右フックで襲い掛かるアリの前に、山下は防戦一方となり鼻血を出す。アリの猛攻を耐えた山下は左ロー。
2R、攻め疲れの見えるアリだが、組んでのヒザを山下の顔面にぶち込む。それでもガンガン前に出る山下は左ロー、そして上段後ろ回し蹴りをクリーンヒットさせ場内は盛り上がる。
3R、完全に手数の減ったアリに、山下は前に出続けてコーナーに追い込むと左ハイ! これでアリはダウンを喫す。立ち上がるアリは逆襲に出るが時間切れ。山下が大金星の判定勝利を収めた。
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