【イノベーション】山口侑馬が苦戦の王座防衛、櫻井健が大健闘
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「Join Forces-5」
2017年4月29日(土)東京・新宿FACE
▼第11試合 メインイベント INNOVATIONライト級タイトルマッチ 3分5R
△山口侑馬(山口道場/INNOVATIONライト級王者)
ドロー 判定1-0 ※48-47、48-48、48-48
△櫻井 健(習志野ジム/INNOVATIONライト級3位、UKFインターナショナルライト級王者/挑戦者)
※山口が初防衛に成功
兄・山口裕人と同じく破壊力抜群のパンチを武器に高いKO率を誇る倒し屋、山口侑馬がINNOVATION王座初防衛戦。2月のKNOCK OUTでは格上の町田光をヒジによるTKOで下している。対する櫻井は長らくINNOVATIONライト級でランキング入りしている36歳。休養期間があったものの1昨年に復帰すると連勝し今回の大一番につないだ。
1Rから櫻井が左ミドル主体の攻め。山口はプレッシャーをかけ左ボディ。櫻井をコーナーに詰めるとパンチを連打し、左フックで早くもダウンを奪う。その後も山口が回転の速い連打で櫻井を下がらせる。
2Rも前に出続ける山口は左ボディ、左フック、右ストレートと強打を浴びせるも、櫻井はしっかりとブロックし左ミドルを返していく。
3R、一気に仕留めにかかる山口だが、櫻井もパンチで応戦し激しい打ち合いに。4Rになると、攻め疲れの見え始めた山口に、櫻井が左ミドル、組んでのヒザ。失速する山口だが、終盤には右ストレートを浴びせ櫻井をぐらつかせる。
5R、山口の連打をしのいだ櫻井は左ミドル。無尽蔵のスタミナを誇る櫻井は手数を落とすことなく山口を追い込み試合終了。余力のある櫻井は腕立て伏せでまだやれることをアピールした。
1Rにダウンを奪われた櫻井だが、後半の巻き返しが評価されドロー。
防衛に成功した山口は「櫻井選手の左ミドルがやばくて2、3回倒れそうになりました。もうやりたくないので、櫻井選手の手の届かないところにいきたいと思います」とコメント。山口は6月17日のKING OF KNOCK OUT 初代ライト級王座決定トーナメント一回戦で前口太尊と対戦することが決定している。
▼第10試合 セミファイナル INNOVATIONスーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○久井淳平(多田ジム/INNOVATIONスーパーフェザー級7位)
TKO 2R2分4秒 ※レフェリーストップ
●マサル(MONKY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
※久井が決勝戦に進出
空位の王座を懸けた4人制トーナメント初戦でキャリア20年を越えるベテランのマサルと、一時期は引退宣言していたが3月のホーストカップで復帰しHIRΦKIを判定で下した久井が激突。
1R、強打を持つ久井は左ストレートをクリーンヒットさせマサルに尻もちをつかせる。
前蹴りで距離を取り、組んではヒザで優位に試合を進める久井は2Rに首相撲からのヒジでカットに成功。即座にドクターストップとなり、久井がTKO勝ち。5・14山梨大会で行われる葵拳士郎vs浅川大立の勝者との王座決定戦に駒を進めた。
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