【UFC】グスタフソンがトップランカー対決でKO勝ち、公開プロポーズも成功
UFC
「UFC FIGHT NIGHT:GUSTAFSSON VS TEIXEIRA」
2017年5月28日(日・現地時間)スウェーデン・ストックホルム エリクソン・グローブ
▼メインイベント ライトヘビー級 5分5R
○アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン/UFCライトヘビー級1位)
KO 5R 1分07秒 ※右フック
●グローバー・テイシェイラ(ブラジル/UFCライトヘビー級2位)
7月の『UFC 214』で行われることが決まっているUFCライトヘビー級タイトルマッチ(王者ダニエル・コーミエvs挑戦者ジョン・ジョーンズ)。その次期挑戦権を懸けて、トップランカーが今回争うこととなった。
1位のグスタフソンは2013年と2015年に、2位のテイシェイラは2014年にそれぞれUFCライトヘビー級王座に挑戦した経験を持つが、共に王座奪取には至っていない。トップランカー対決を制し、再び王座挑戦のチャンスを手にするのは果たしてどちらか。
1R、グスタフソンはスイッチしながら距離を取り、左ジャブと右アッパーを巧みにヒットさせる。テイシェイラもパンチで前に出て来るが、グスタフソンはすぐに離れて付き合わない。終盤にはグスタフソンの指がテイシェイラの目に入り中断となるが、大きなダメージには至らず試合は再開される。
2R、グスタフソンがバックスピンエルボーから左右のパンチ連打を一気に浴びせて攻勢。テイシェイラは腰から崩れてピンチに陥るが、タックルから組み付いて持ち直しを図る。
3R、グスタフソンは右アッパー2連発からの左フックでダウンを奪う。ガードポジションを取るテイシェイラにグスタフソンは上からパンチとヒジを落とす。テイシェイラはいったん立ち上がって組み付くが、グスタフソンは逆に足を掛けてテイクダウンに奪って見せる。
4R、グスタフソンはテイシェイラをケージに押し込みヒザ蹴り。離れ際にはパンチを叩き込む。このラウンドもグスタフソンが右アッパーをたびたびヒットさせて圧倒する。
5R、グスタフソンが左ジャブから右アッパー3連発でテイシェイラをぐらつかせて最後は右フック。ここまで殴られても殴られても倒れないタフさ発揮していたテイシェイラであったが、ついにマットに大の字となった。
トップランカー対決をKO勝ちで制したグスタフソン。試合後、フィアンセをオクタゴンへと招き入れると、「愛しているよ。子どもを授かってくれてありがとう」と声を掛けながらハグ。そして、マットに片ヒザを着いて指輪を差し出し、「結婚して下さい」とプロポーズした。これにフィアンセがキスで応えると、観客たちも大歓声&大合唱で祝福した。
▼ライトヘビー級 5分3R
○ヴォルカン・オーズデミア(スイス/UFCライトヘビー級5位)
TKO 28秒
●ミシャ・サークノフ(ラトビア/UFCライトヘビー級7位)
オズデミアは2月のUFCデビュー戦で、いきなりトップランカーのオヴィンス・サン・プルーに判定勝ちを収めた注目のファイター。対するサークノフも2015年8月のUFCデビュー以来4連勝中と好調を維持する。戦績はオズデミアが13勝1敗、サークノフが13勝2敗。将来のライトヘビー級を背負う新星の対決となった。
1R、オズデミアがサークノフの左ミドルをキャッチしてすかさず左フック。パンチの交換からサークノフが左右フックを放ちながら一気に前進。オズデミアはケージに押し込まれるとすぐに右に回り込んで右フック。この一撃で前方へと崩れ落ちたサークノフに対し、オズデミアが追撃の鉄槌を振り落としたところでレフェリーが試合を止めた。
PHOTOS By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images
▼ウェルター級 5分3R
○ペーター・ソボタ(ポーランド)
TKO 2R 2分29秒
●ベン・サンダース(アメリカ)
▼ウェルター級 5分3R
○オマリ・アフメドフ(ロシア)
判定2-1 ※27-30、29-28、30-27
●アブドゥル・ラザク・アルハサン(ガーナ)
▼ウェルター級 5分3R
○ノーディン・タレブ(フランス)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●オリベル・エンカンプ(スウェーデン)
▼ミドル級 5分3R
○ジャック・ハーマソン(スウェーデン)
TKO 1R 2分
●アレックス・ニコルソン(アメリカ)
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