2017/06/04（日）UP
（最終更新：2017/06/04 14:54）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

「TOPKING WORLD SERIES IN CHINA」
2017年5月27日（土・現地時間）中国

ヒザ蹴りの連打でKO勝ちしたユウ

▼57.0kg契約　3分3R
○ユウ・ウォーワンチャイ（＝大田原友亮/ウォーワンチャイムエタイジム/UKF世界スーパーバンタム級王者）
KO　2R
●チャンチャイ（中国）

　ユウはジュニア時代からタイに拠点を置き、ムエタイの二大殿堂ラジャダムナンスタジアムやルンピニースタジアムで活躍、ムエタイの国際大会『THAI FIGHT』と契約を結ぶなど、世界で活躍してきた日本人キックボクサー。タイを離れてからは新日本キック、ビッグバンのリングで活躍し、4月のBOMではWMC日本フェザー級次期挑戦者決定戦でケイ・ゴールドライフを2RにヒジによるカットでTKO勝ちしている。

　1R開始早々、ユウはローキックを出しながら距離をとり、上下に蹴りを散らしながらの攻撃で主導権を握る。チャンチャイはパンチ主体に攻撃を組み立てる。終盤、ユウはハイキックをクリーンヒットさせ、ダウンを奪う。

　2R、ユウはバランスよくローキックを主体に首相撲からヒザに持ち込む。終盤には、ユウのヒザ攻撃にチャンチャイはダウン。

　KO勝ちとなったユウは「過去に中国で試合をした時に、判定で泣かされたので今回はKO勝ちすることしか考えていませんでした。文句なしの勝利だと思います。6月に日本でタイ人選手との試合も控えているので、ケガをしない戦い方にしました。また身体のバランスを良くするために、父親でもある会長の知り合いに腰の治療を兼ねて診てもらったらキレのある動きが出来ていつもと違う感じで臨めました」とコメント。なお、次戦は6月に開催されるムエロークでタイ人との対戦が決定している。