【ムエローク】天才ムエタイ少年・佐々木がTKO勝ち
尚武会
「ムエローク2017 2nd」
2017年6月18日(日)東京・新宿FACE
▼第9試合 スーパーフライ級 3分5R
〇佐々木雄汰(17=尚武会/WPMF日本スーパーフライ級王者、ムエタイオープン同級王者、ルンピニージャパン同級王者、WMC日本1位)
KO 2R 1分15秒 ※右ヒジ打ち
●ナンピバーン・クダンムエタイ(タイ)
“天才ムエタイ少年”佐々木がタイ人選手を迎え撃った。佐々木が国内でタイ人と対戦するのは2015年11月のジョッキーレック戦以来。
1Rから首相撲を仕掛けてくるナンピバーンに佐々木はしっかり対応、離れると右ロー、左ハイを放つ。組まれて転倒させられた佐々木だが、終盤にはナンピバーンを転倒させるお返し。
2Rも首相撲勝負を仕掛けてくるナンピバーン。佐々木はパンチと左の蹴りを出し、首相撲にもしっかり対応する。ナンピバーンが組み付こうとするところを、佐々木は左手で制して距離をとると右ヒジ一閃。
ナンピバーンは尻もちをつくようにダウンし、何とか立ち上がるも足元がフラついたためレフェリーがストップ。佐々木が鮮やかなTKOで、国内で初めてタイ人から勝利を収めた。
▼第11試合 メインイベント 女子47kg契約 2分5R
〇伊藤紗弥(尚武会/元WPMF世界女子ピン級王者)
判定
●ゲーオカ・クーデンムエタイジム(タイ)
“天才ムエタイ少女”伊藤が高校を卒業し、約1年3カ月ぶりの復帰戦を迎えた。対戦相手のゲーオカは18歳の伊藤よりも若い16歳で、ムエタイのビッグマッチ『S-1』で活躍。戦績は15勝5敗。
1R、伊藤はゲーオカの右ミドルをキャッチして転倒させることに成功。右ローや前蹴りもしっかり当てていく。
2Rも伊藤は右ロー狙い。右ミドルをヒットさせると不敵な笑みを浮かべる。ゲーオカの右ミドルはしっかりキャッチし、転倒させようとする。首相撲からのヒザ蹴りは互角。
3Rになると伊藤は勝負を懸ける。以前のスピード重視の蹴りとは違い、重い右ローを連打する。さらにヒジ、ヒザ、得意の右ミドルで前へ出て攻めまくる。ゲーオカもヒジとヒザで応戦。
4Rも伊藤は攻めの姿勢。左右ミドル、前蹴りをヒットさせると、ゲーオカとミドルの蹴り合い。伊藤がまたも蹴り足をキャッチして転倒させる。その後は左手で押しながらロー、ミドルを蹴って前へ出て攻めまくった。
5Rも伊藤はミドル、前蹴り、ヒザ蹴りで前へ出て攻め、ゲーオカの蹴り足をキャッチすると転倒させる。重い右ロー、ヒジ打ちも見舞って最後まで圧倒し、復帰戦を勝利で飾った。
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