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【ベラトール】ヒョードルが74秒KO負け、初陣飾れず=NY大会

2017/06/25(日)UP

倒れたピコの前で雄叫びを上げるフリーマン

▼第10試合 ライト級 5分3R
○ザック・フリーマン(アメリカ)
一本 1R 24秒 ※チョークスリーパー
●アーロン・ピコ(アメリカ)

 ピコはレスリングのフリースタイルとグレコローマンの両方で全米ジュニア王者に輝き、リオ五輪の代表争いにも食い込んだ実力を持つ20歳。10歳のから始めたボクシングでは全米ジュニアのゴールデングローブで優勝し、アマチュアMMAの全米選手権や欧州選手権も制したという超逸材だ。

 2014年に18歳でナイキと契約を結び、その才能に惚れ込んだBellatorとも同年に契約。約3年の時を経て、満を持してMMAプロデビュー戦を迎えることとなった。対戦相手のフリーマンは8勝2敗の戦績を収める33歳で、今回がBellatorデビュー戦だ。

 1R、ゴングと同時にピコが間合を詰めて組みつきに行くが、フリーマンは顔面ヒザ蹴りを放つ。いったん離れると、直後にピコの左右フックとフリーマンの右アッパーが相打ち。互いに足下から崩れ落ちるが、先に反応したのはフリーマン。すかさずチョークを仕掛けて、歯を食いしばりながら渾身の力で首を絞め上げると、ピコがタップした。

 大きな期待を集めたピコが、まさかの秒殺一本負けという結末に。超逸材にプロの洗礼を浴びせることとなったフリーマンは、「これぞ信じる力だ。人生には何が起きるか分からない」と誇らしげに語った。


注目の初参戦を迎えたベイダー(左)。UFC時代にも対戦したことがあるデイヴィス(右)のBellatorウェルター級王座に挑戦した

▼第8試合 ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R
○ライアン・ベイダー(アメリカ/元Strikeforceライトヘビー級王者/挑戦者)
判定2-1 ※47-46、47-48、49-46
●フィル・デイヴィス(アメリカ/王者)
※ デイヴィスが防衛に失敗、ベイダーが新王者に。

 34歳のベイダーはUFCライトヘビー級戦線で、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンやラシャド・エヴァンスといった王者クラスを破るなど活躍したトップファイターだ。昨年11月のアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ戦で勝利した後にUFCとの契約を満了。フリーエージェントとなり、Bellatorとの契約を選択して今回が初陣となる。

 対する32歳のデイヴィスも、UFCでリョート・マチダやアレクサンダー・グスタフソンを破ったライトヘビー級のトップファイター。2015年1月にベイダーと対戦し、接戦の末に判定1-2の判定負けを喫した。この試合後にUFCを離脱して、2015年9月からBellatorに参戦。昨年の3月にキング・モーを破り、11月にリアム・マギリーから王座を奪取した。今回は初防衛戦にしてリベンジマッチとなる。

 1R、互いにジャブを放ちながら探り合い。デイヴィスは組みついていくが、ベイダーはしっかりとディフェンスしてテイクダウンを許さない。

 2R、デイヴィスは右のオーバーハンドと右ハイを振るい、ベイダーのパンチに合わせてタックルに入るがテイクダウンに至らない。ベイダーは終盤に右フックをヒットさせるが攻撃は全体的に単発な印象。

 3R、序盤にデイヴィスの右のスーパーマンパンチと左フックが連続でベイダーの顔面をとらえる。しかし、以降は互いに有効打も無く、会場からブーイングが起こる。終盤にベイダーがようやくタックルからテイクダウンを奪うが、ここからも攻めの展開が見られない。

 4R、積極性を欠く両者にレフェリーが口頭注意を与える。試合が再開されると、デイヴィスが打撃の手数を増して前進。ヒットは奪えないがベイダーを下がらせる場面も。

 5Rも慎重な戦いに終始する両者に会場からはブーイング。単発な打撃戦が続く中、ベイダーは右ミドル、デイヴィスは右ストレートと左フックをそれぞれヒットさせる。ベイダーは再びタックルを仕掛けるが、デイヴィスは尻餅をついてもすぐに立ち上がり、試合はこのまま山場が無く終了を迎えた。

 両者の試合の行方は判定に。約1年半ぶりの再戦であったが、結果は初対決の時と同じく2-1のスプリットでベイダーに軍配が上がった。デイビスはリベンジならず、王座を失うこととなった。

PHOTOS=(C)Bellator MMA 

●次ページ:元・女子プロボクシング2階級覇者のMMAプロデビュー戦

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