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【J-NETWORK】梅尾が女子高生ニューヒロイン破り、白石との決勝へ

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2017/06/25(日)UP

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パンチを繰り出しての接近戦を仕掛ける梅尾(右)に真優(左)は失速した

J-NETWORK
「J-FIGHT&J-GIRLS 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~4th」
2017年6月25日(日)東京・新宿FACE

▼第12試合 J-GIRLSフライ級王座決定トーナメント 1回戦 サバイバルマッチ1
〇梅尾メイ(TEAM BARBOSA JAPAN)
判定3-0 ※三者とも29-28
●真優(月心会/J-GIRLSフライ級9位)
※梅尾が決勝へ進出。

 J-GIRLSフライ級王者・松田玲奈がボクシング転向により王座を返上。これにより空位となった王座を懸け、J-GIRLSフライ級王座決定トーナメントが今大会から開幕した。

 梅尾は『DEEP』で一時代を築いたMMA(総合格闘技)ファイターのTAISHOが育て上げたキックボクサー。パンチを主体にガンガン前に出るファイトスタイルを特徴とする。

 対する真優は昨年4月にプロデビューした、17歳の現役女子高生。空手仕込みの打撃を武器に、昨年8月に行われた「J-GIRLSフライ級ニューヒロイントーナメント」で優勝。「今後は女子高生として最強を目指し、格闘技界を引っ張っていける選手になりたいです」と意気込んでいる。

 1R、真優が前蹴りを織り交ぜながら右ストレート、左ボディブローを次々と入れていく。梅尾もパンチを出すが、真優に先手を取られる。

 2Rも真優がパンチと蹴りを駆使して優勢だったが、梅尾がパンチで距離を詰めて接近戦を繰り返すと次第にスタミナ切れに。梅尾のパンチにクリンチを多用する。

 3R、ガムシャラにパンチを繰り出す真優だが、スタミナ切れは明らか。接近戦を挑んでくる梅尾にクリンチを繰り返してしまい、レッドカード(減点1)を提示されてしまう。

 判定は3-0で梅尾が勝利。ニューヒロイン真優がトーナメント1回戦で姿を消した。


打ち合いを繰り広げた両者。白石(右)の右フックが三堀(左)の首を捻じ曲げる

▼第13試合 J-GIRLSフライ級王座決定トーナメント 1回戦 サバイバルマッチ1
〇白石瑠里(新日本キックボクシング協会・藤本ジム/J-GIRLSフライ級8位)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●三堀“SMILE”美弥子(Y’ZD GYM/J-GIRLSミニフライ級6位)
※白石が決勝へ進出。

“ママさんキックボクサー”の三堀は20戦以上のキャリアを持つ38歳のベテラン選手で、第2代Krush女子王者のKANAや元J-GIRLSミニフライ級王者の紅絹とも拳を交えている。

 対する白石は日本初のキックボクシングジム、名門・藤本ジム所属で2011年3月にデビュー。気迫のパンチラッシュが持ち味。両者は2015年8月に一度対戦しており、引き分けている。

 1R、両者ともパンチを放って前へ出ての打ち合い。その中でも白石の右ストレートがクリーンヒットする。

 2Rも両者パンチでの打ち合いを展開。距離が詰まりすぎ、クリンチになる場面も多い。お互いに手数は出しているが有効打は見られない。

 3R、両者ガムシャラな打ち合い。お互いにパンチを出し合うが、ローと右のパンチをより的確に当てていった白石が勝利を収めた。

 セミファイナルで決勝進出を決めた梅尾もリングに上がり、「次回ベルトを獲るために頑張ります」と言えば、白石は「実は1年ぶりくらいの勝ちだったと思いますが、チャンピオンになりたいと思います」とこちらも王座獲得を宣言した。

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