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【ホーストカップ】辻出が延長戦でダウン奪い国際戦に勝利

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2017/07/18(火)UP

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延長R、辻出(右)のハイキックがヒットし、ダウンにつながった

アーネストホーストジムJAPAN
「Hoost Cup KINGS KYOTO 3」
2017年7月9日(日)京都・KBSホール

▼トリプルメインイベント第11試合 HOOST CUPルール3分3R延長1R 60kg契約
〇辻出優翔(京賀塾/HOOST CUP日本ライト級王者)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-7
●ルアン・サントス(ブラジリアンタイBRAZIL/WGP 60kg王者)
※本戦は29-29、29-29、30-29(辻出)。

 3月の京都大会で“爆腕”大月晴明を初回KOで倒して名を馳せた辻出が、RISE&HEAT王者ダニロ・・ザノリニがブラジルから送り込む刺客サントスと対戦。

 向かい合うと体格で劣るサントスだが、辻出の強いロー、ミドルの威嚇射撃に対し、コンビネーションを返す。サントスはポジショニングでも有利に立ち、技術レベルの高さを見せる。

 サウスポー同士の両者。強打を当てたい辻出だが、サントスが出鼻を細かいカウンターパンチで抑え、体勢を入れ替えて追撃を許さずやりにくそうな印象。

 1R、2R終盤に流れでサントスの蹴りが辻出の金的に当たり中断するが、目の離せない攻防が続き本戦は1-0のドロー、延長Rへ。

 延長Rの序盤に辻出の左ハイキックがサントスのテンプルをかすめ、ふらついたところに辻出がワンツーからのヒザ蹴りで追撃、ダウンを奪う。凌ぎたいサントスだったが、辻出の猛攻にガードするのが精いっぱいで右ハイからの右ストレートをもらいスタンディングダウン。

 サントスもヒザ、ハイキックでダウンを覆そうと反撃したが、2度のダウンを奪った辻出が振り切った。


高橋(左)は左ミドルで強介(右)の動きを止める

▼トリプルメインイベント第10試合 HOOST CUP EXルール 55kg契約3分3R延長1R
〇高橋 亮(NKB真門ジム/NKBバンタム級王者)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●KING強介(ロイヤルキングス/HOOST CUP日本バンタム級王者)
※本戦は29-29、30-30、30-28(高橋)。

 HOOST CUP日本バンタム級王者とMA日本バンタム級王者の二冠王、関西軽量級のトップ王者である強介と、NKBバンタム級王者の高橋が対戦した。

 キャリアで優る強介だが、過去には高橋3兄弟の現NKBライト級王者・高橋一眞のヒジによる流血ストップで涙をのんだ経験があるという因縁の一戦。対する高橋亮も連敗中であることから負けられないところ。

 1R試合開始のゴングから激しい打ち合いが始まる。強介が正面から奥足のローを強く何度も叩きつけ、上にも強打を振るえば、高橋はしっかりブロックし、左ミドルで強介の動きを止める。

 どんどん強介がパンチを振るい、奥足を潰しにかかるが、高橋も強気に左ミドル、あるいはバックステップでかわしての左ストレートを浴びせる。ガードの隙間を狙った強介の強い右ストレートが高橋の堅いガードをこじ開ける。

 本戦はドローとなり、延長Rへ。再び激しい打ち合いが続く。大きく振るった高橋のヒジで強介が大きくのけぞる。つられたように強介も左右のヒジを振るい反撃を試みる。

 疲れが見えクリンチにもなるが、少しでも強打のヒットを試みる両者のアグレッシブな戦いに会場の声援が激しくなる。一進一退の攻防のなか試合は終了、延長マスト判定で高橋がHOOST CUP史上に残る激闘を制した。

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