【レベルス】小笠原がダウン合計4度の接戦を制し世界王者に
▼第7試合 REBELS-MUAYTHAI スーパーライト級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長あり WPMFルール
〇鈴木真治(フジマキックムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
判定2-0 ※28-27、27-27、28-27
●杉本卓也(WSRフェアテックス/J-NETWORKスーパーライト級1位)
※鈴木が決勝戦へ進出。
6月のトーナメント1回戦で優勝候補の潘隆成(ぱん・りゅうそん)を破る番狂わせを起こした杉本と、馬木愛里の計量オーバーで不戦勝となった鈴木が準決勝で対戦。
1R、鈴木はローを連発しつつ右ストレートを狙う。杉本のパンチをしっかりブロックし、このラウンドは鈴木のペースかと思われたが、杉本が右ハイキックでダウンを奪う。一気に仕留めにいった杉本だが、鈴木も打ち合いに応じて耐えた。
2R、パンチとヒジの打ち合いで場内が沸く。杉本が打ち合いにいくと鈴木は右のカウンターをヒットさせる。杉本はそれにもひるまずパンチを当てに行くが、鈴木が狙いすました右フックでダウンを奪い返す。
3R、杉本の連打に鈴木は右ストレート、左フックを的確に当てに行き、左ボディブローで下がらせる。ダメージを感じさせる杉本へ鈴木は強いローを連発してからの右ストレート直撃。
パンチの的確さで上回った鈴木が判定2-0で接戦を制した。鈴木は11月大会で、すでに決勝進出を決めているスアレック・ルークカムイとトーナメント決勝戦を争う。
「何とか勝てたんですが、杉本選手はやってみて思ったんですが日頃の練習の積み重ねがあっていい選手でした。またリングの上で会うことがあったらよろしくお願いします。次はスアレック選手ですが僕がやることは決まっているので、いつも通り一生懸命に頑張るだけです」と、鈴木は実直さが伝わるマイクアピールをした。
▼第6試合 REBELS-MUAYTHAIライト級王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長あり WPMFルール
〇ピラオ・サンタナ(ブラジル/オランダ・メジロジム)
KO 1R 2分56秒 ※右フック
●津橋雅祥(エスジム/蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王者)
※サンタナが決勝戦へ進出。
6月大会で良太郎とダウンの応酬を繰り広げた末に競り勝った津橋が、サンタナを迎え撃った。サンタナは同じく6月大会に出場し、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメント準決勝でスアレックと対戦。敗れはしたものの、パワフルな左右フックで場内を沸かせた。今回は一階級下げての日本再登場。
1R、津橋は左ミドルを蹴っていき、サンタナの前進を止める。しかし、身長差を生かして津橋が首相撲で組もうとした時、サンタナが左右フックを回転させる。この連打を防ぎきれなかった津橋はダウン。
立ち上がった津橋に襲い掛かるサンタナ。津橋も思い切って打ち合いに応じたが、猛烈な右フックをもらってダウン。レフェリーが即座に試合を止めた。
泣き顔になって勝利を喜ぶサンタナ。そこへ先にトーナメント決勝進出を決めた良太郎が現れ、今にも殴り掛かりそうなほどのにらみ合いを展開。場内は大いに盛り上がる。
サンタナが「次の試合も絶対にKOする」と言い放てば、良太郎は「図式的にバッチバチになっちゃいますが、俺のパンチは喰らうと危ないよ。ベルトはオランダに持って帰らせない。僕が止めます」とストップ・ザ・サンタナを宣言した。
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