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【NKB】西村清吾、田村との再戦でリベンジ&王座奪取に成功

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2017/09/23(土)UP

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日本キックボクシング連盟/NKB実行委員会
「神風シリーズ VOL.4」
2017年9月23日(土)東京・後楽園ホール

田村(右)のパンチにヒジを合わせる西村(左)

▼第11試合 メインイベント NKBミドル級タイトルマッチ 3分5R
○西村清吾(TEAM-KOK/NKBミドル級1位/挑戦者)
判定2-0 ※49-48、49-49、50-48
●田村 聖(拳心館/NKBミドル級王者)
※西村が第7代王者に、田村は初防衛に失敗

 王者・田村と西村はこれまでに2度対戦し、初戦となった昨年10月は激しい打ち合いの末にドローに。今年2月、NKBミドル級王座決定戦で再戦すると、田村が2度のダウンを奪って判定勝ちしタイトルを獲得した。西村のセコンドには、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治。西村と梅野は元NKB二階級王者・夜魔神を通して知り合い、梅野は今回の試合に向けて西村の練習パートーナーを務めてきたという。

 1R、お互いに慎重に攻撃を出し合う中、西村が左ストレートでぐらつかせ一気にラッシュを仕掛ける。2R、カウンター狙いか、なかなか手を出さない田村に、西村は積極的に左右ロー。田村の出入りに合わせてヒジもクリーンヒットさせる。

 3R、田村は左右フック、西村は前蹴りで距離を取り、入り込ませない。なかなかリズムを掴めない田村は苛立ちか、タックルを仕掛ける荒い攻撃も見せた。

 4R、西村が左ストレートを当てれば、構わず田村は右ストレートを返す。5R、ペースを上げる田村はラッシュを仕掛け右ストレートをヒット、西村はすぐに左ストレートを返す一進一退の攻防に。西村が判定2-0の接戦を制し王者に輝いた。

 


引退試合でKO勝ちした安田(左)

▼第10試合 セミファイナル 64.0kg契約 3分5R
○安田一平(SQUARE-UP道場/NKBウェルター級1位、元NKBウェルター級王者)
KO 2R41秒
●洋介(渡辺/NKBライト級6位)

 2007年4月にデビューし、2009年に一度引退している安田は2014年4月現役に復帰。その後、勝ち星を重ね昨年2月にNKBウェルター級王座を獲得したが、今年4月の初防衛戦で岡田拳に敗れ、今回引退試合を迎えた。

 1R、ロー、前蹴りで距離を取る洋介に対し、ガンガン前に出る安田は左フック、右ストレートを次々と当て、右ストレートでダウンを奪う。

 洋介は左ミドルをテンポ良く当てるが、安田は2Rに右ローも効かせて足を止めると最後に右ストレート。洋介はバッタリと倒れ、安田がKO勝ち。

 引退セレモニーでは、師匠のSQUARE-UP道場・小野瀬邦英会長がリングに上がり、「安田は一度引退していますが、色々とあって僕のところに帰ってきました。リングでやり残したことがあるということで復帰し、真っ白くするために今日のリングで戦いました。

 燃やし尽くせなかったものを今回燃やし尽くせたと思います。これからの安田の人生も色んなものをかき集めて燃焼させると思いますので、これまでと同様応援をよろしくお願いします」とあいさつ。最後に引退の10カウントゴングが鳴らされた。生涯戦績は16戦11勝(7KO)5敗。

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