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【NJKF】元WBC王者・波賀宙也、メインでタイ人に勝利ならず

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2017/10/01(日)UP

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NJKF若武者会
「DUEL.12」
2017年10月1日(日)東京・ディファ有明

ジョム(右)の蹴り技に苦戦し、まさかの3連敗となった波賀(左)

▼第15試合 メインイベント 日泰国際戦 56.5kg契約 3分5R
○ジョム・エスジム(タイ)
判定2-1 ※49-48、48-49、49-48
●波賀宙也(立川KBA/元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)

 波賀は首相撲を得意とするムエタイスタイルのテクニシャンで、元ラジャダムナンランカーのカメンノーイ、国崇を強烈なヒジ打ちでTKO撃破したコンバンノーを破り、昨年10月には元ルンピニースタジアム王者クワンペットを破るなど6連勝を飾ったムエタイキラー。しかし、今年2月のKNOCK OUTでは小笠原瑛作にTKO負け、6月にはその兄である小笠原裕典にもTKO負けを喫し、WBC王座を奪われた。タイ人を相手に再スタートの一戦となった。

 1Rから右ロー、右ミドルの力強い攻撃のジョム。波賀はじっくり様子を伺いながら左ロー、ヒジを返していく。2R、ジョムはこつこつ右ローを当てるのに対し、波賀は左ミドルを返すが後手に回り気味で手数は少ない。

 3Rからはペースを上げる波賀に、ジョムは右の蹴りを的確に当て組んでも至近距離でヒジといった危険な攻撃を見せる。ここまでのラウンドはジャッジ2名がジョムを支持。

 4R、波賀がプレッシャーをかけると、ジョムは下がりつつもヒジ、組んではこかして波賀にペースを握らせない。

 5R、巻き返しを狙う波賀は積極的に首相撲を仕掛けてはヒジ、ヒザ。ジョムは決定的なポイントを与えずにそのまま逃げ切り、判定で勝利。波賀はまさかの3連敗となった。


右ミドルで櫻井(左)を追い込むコンゲンチャイ(右)

▼第14試合 セミファイナル 日泰国際戦 ライト級 3分5R
○コンゲンチャイ・エスジム(タイ/元ルンピニースタジアム認定バンタム級3位)
判定2-1 ※49-48、48-49、50-47
●櫻井 健(習志野/INNOVATIONライト級1位)

 櫻井は長らくINNOVATIONライト級でランキング入りしている36歳。4月にはINNOVATIONライト級王者・山口侑馬にタイトルマッチで挑み、大健闘してドローとなった。今回の相手コンゲンチャイは日本での試合数も多く、増田博正と翔・センチャイジムにはヒジでのTKO勝ちを収め、ヤスユキ、SHIGERU、蘇我英樹ら国内王者と拳を交えているベテラン選手。

 1Rから櫻井が右ロー、ミドルとアグレッシブな攻め。対するコンゲンチャイはゆったりした動きから右ストレート、ヒジ。2Rには組んでのヒザ、離れ際のヒジを見せるコンゲンチャイ。プレッシャーに下がりながらも櫻井は蹴りを返していく。

 櫻井はこつこつと右ローを当て4Rには、コンゲンチャイは明らかに足にダメージを追い手数も減る。それでも終了までコンゲンチャイは的確に右ミドル、組んでのヒザでペースを握らせず、判定勝ち。

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