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【TTF】川那子が門脇との打撃戦を制する

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2017/10/09(月)UP

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右目を腫らし、血まみれとなった川那子(左)だが門脇(右)との打撃戦に競り勝った

TRIBE TOKYO MMA
「TTF CHALLENGE 07」
2017年10月9日(月・祝)東京・練馬Coconeriホール

▼第8試合 メインイベント フェザー級 5分3R
〇川那子祐輔(かわなご ゆうすけ=34=秋本道場Jungle Junction/元香港LEGEND FC王者)
判定3-0 ※30-27、29-28、30-27
●門脇英基(41=TTM URUSHI DOJO/元修斗世界王者)

 川那子は2009年からパンクラスを主戦場にしていたが、2011年7月からは韓国の『Legend FC』に参戦。2013年3月には同団体の初代フェザー級王者となった。その後はパンクラス、アジア各国で大会を開催している『ONE FC』などに参戦。スタンドの打撃とレスリングを武器とする。

 門脇は2000年にプロデビュー、現在41歳の大ベテランで、山本”KID”徳郁、日沖発、佐藤ルミナ、リオン武といった強豪たちと拳を交えてきた。2008年3月には第7代修斗世界ライト級王座にも就いている寝技の達人だ。

 1R、試合は打撃戦で進み、門脇が独特のタイミングで繰り出すジャブで川那子をとらえる。序盤はこのジャブとストレートで門脇が優位に立つが、川那子は次第にパンチが見えてきたか、頭を振って門脇の拳をかわし、逆に右ストレート、左フックと当て、前に出て攻勢を掛ける。

 2R、川那子が前に来たところを門脇は右ストレートでとらえ、川那子は一瞬体勢を崩すが、すぐに体を戻して再び打ち合いへ。門脇のジャブで目が腫れてくる川那子だが、前進を止めずに右ストレートと左フックを振るっていき、この左フックで門脇をダウンさせる。

 パウンドで襲い掛かる川那子だが、ここは門脇が立ち上がって逃れる。その後も川那子は右ストレートと左フックで打ち合いの中押していき、門脇のタックルも切って決めさせない。ラウンド最後には門脇を押して転倒を呼び、パウンドをまとめて終了する。

 3R開始早々、右目が大きく張れた川那子にドクターチェックが実施されるが試合続行。門脇は視界の悪い川那子にジャブを放ってとらえていくが、中盤から手数が落ちる。逆に川那子はヘッドスリップで門脇のジャブをかわしながら右ストレートのヒットを目立たせ左フックも当てて試合終了。

 3-0の判定勝利を上げた川那子は、「最近負けが続きましたけど、これから勝ち続けていきたいのでよろしくお願いします」と今後への意気込みを見せた。


下から攻める今成と上から攻める世羅。強豪同士の試合はドローとなった

▼第7試合 グラップリング 70kg契約 10分1本勝負
△今成正和(今成柔術/元DEEPフェザー級&バンタム級王者)
時間切れドロー
△世羅智茂(CARPE DIEM)

『Polaris 5』(組み技限定のグラップリングマッチ)にてヴァミール・ネト(ブラジル)から必殺のヒールフックで勝利を収めた”世界の足関十段”今成が、TTF初のグラップリングマッチに参戦。対するは柔術とノーギグラップリングで数々のタイトルを保持、腕十字を筆頭に抜群の極めを誇るグラップラー世良。

 今成は世羅から距離を取って離れると、リラックスした様子で金網に寄りかかったり、手をオーケストラの指揮者のように振るいながら近づいたりと幻惑する。

 しかし世羅が金網に押し込むと、胴に跳びついて引き込みを仕掛けグラウンドへ。世羅がここから逃れて体を離そうとすると、足に絡みついて得意のヒールホールドを狙っていく。しかし世羅も十分な警戒と対策を感じさせ、足を引き抜いて難を逃れる。

 再び引き込みからガードを取った今成は、世羅の立ち上がり際、あるいはパスガードせんとするところに足関を狙う。

 スタンドに戻ると、タックルから背後に回った世羅がそのままグラウンドへ持ち込み今成のバックを奪う。ガッチリと胴を4の字ロックでとらえスリーパーを狙う世羅。しかし今成のディフェンスは固く、世羅は終了間際に得意とする腕十字を狙うも取り切れず。両者の対戦はタイムアップでドローとなった。

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