【新極真会】島本雄二が合わせ一本勝ちで3度目の優勝、入来との5度目の決勝対決を制す
▼男子準決勝第1試合
〇島本雄二(27=広島支部)
判定3-0
●加藤大喜(25=愛知山本道場)
※島本が決勝戦へ進出。
両者は過去2度対戦し、2度とも島本が大怪我を負うという“鬼門”とも言える組み合わせとなった準決勝。
蹴りを得意とする加藤だが、この試合では突きを主体に攻めていく。島本は時折前蹴りで間合いを取り、回り込みながら下段回し蹴りを的確にヒットさせていく。加藤も下段を返すが、島本の的確さが目立つ。両者ともに突きと下段の攻防の中で上段へも蹴りを放っていく。
終盤になると島本の攻撃の数が増え、どれも的確に加藤を捉えて判定3-0で本戦決着。島本が決勝へ駒を進めた。試合後、加藤は準々決勝でアキレス腱を痛め、床に足を着くだけで痛みを感じる状態であったことを明かした。この怪我のため、加藤は3位決定戦を棄権している。
▼男子準決勝第2試合
〇入来建武(22=東京城南川崎支部)
延長戦 判定5-0
●前田勝汰(24=和歌山支部)
※入来が決勝戦へ進出。
7月の全世界ウエイト制選手権大会で、軽重量級の世界王者となった前田と、重量級で準優勝の入来が対戦。
開始と同時に前田がマシンガンパンチを連打して攻める。入来も下段回し蹴りで反撃するが、中盤には攻撃が止まって前田に一方的に打たれる場面も。前田がそのまま押し切るかに思われたが、終盤に入来が再び下段回し蹴りで反撃し、右下段回し蹴りを効かせて判定は1-0(前田)で延長戦に。
延長に入ると入来が徹底して右下段回し蹴りを狙い撃ち。前田は本戦と比べて明らかに手数もスピードも落ちる。それでも前田は終盤にラッシュをかけて突きを打ちまくり、入来は左右下段回し蹴りと突きを回り込みながらヒットさせていく。
タフな試合となったが、入来が判定勝ちで前田を振り切った。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】