【新極真会】島本雄二が合わせ一本勝ちで3度目の優勝、入来との5度目の決勝対決を制す
NPO法人全世界空手道連盟 新極真会
「第49回オ-プント-ナメント全日本空手道選手権大会」(2日目・最終日)
2017年10月15日(日)東京体育館
▼男子決勝戦
〇島本雄二(27=広島支部)
合わせ一本勝ち 延長戦 51秒
●入来建武(22=東京城南川崎支部)
※島本が全日本選手権3度目の優勝。
体重無差別での日本一を決める全日本空手道選手権大会の決勝戦は、島本と入来で争われた。島本は2012・2014年の王者で、入来は2016年の王者。
島本は他にも体重別の全日本ウエイト制選手権(2011・2012年)、同じく体重別の全世界ウエイト制選手権(2017年=ともに重量級)、そして無差別の全世界選手権(2015年)と新極真会の主要4大会を制覇する“グランドスラム”の史上3人目の達成者である。
両者はこれまで6度対戦しており、5勝1敗で島本が勝ち越している。決勝での対戦は2014・2016年の全日本選手権、2015年の全世界選手権、そして2017年の全世界ウエイト制選手権と今回で5大会連続となった。
両者ともに突きと下段回し蹴りの応酬。島本はタイミングよく前蹴りも繰り出して、入来との間合いをとる。入来は突きと下段でラッシュを仕掛けるが、島本も一歩も退かずに打ち合い、蹴り合う。
本戦の判定は0-0となり、延長戦へ突入。島本の左下段回し蹴りで棒立ちとなった入来に島本の左上段回し蹴りが決まり、追撃の突きと下段で入来は力なく後退。もう一度右上段をもらい、さらに島本の左上段回し蹴りで入来が場外へ出たところで技ありとなった。
島本は攻撃の手を緩めず、突きと下段と前蹴りで入来を下がらせると右内回し蹴りを入来の顔面にヒットさせ、技ありを追加させて合わせ一本勝ちで3度目の全日本選手権優勝を飾った。
島本は「ホッとしています。建武とは7度目ですが、本当に強くて。建武のおかげで自分も強くなれているので感謝の気持ちでいっぱいです。全日本出場を決めたのは自分への挑戦でした。広島の自分の生徒やいろいろな人に夢を与えるためにエントリーしました」と優勝した感想を語り、次の目標は「(無差別)世界大会の連覇しかない。それを目指してやっていきます」と宣言した。
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】