【グランドスラム】UFC再出撃狙う田中路教、13戦無敗ボントリンをチョーク葬
GRANDSLAM実行委員会
「GRANDSLAM6 – WAY OF THE CAGE -」
2017年10月29日(日)東京・GENスポーツパレス
▽第3部 GRANDSLAM WAY OF THE CAGE
▼第9試合 メイン・イベント バンタム級 5分3R
○田中路教(チーム・アルファメール・ジャパン/元PXCバンタム級王者)
一本 3R2分27秒 ※チョークスリーパー
●ホジェリオ・ボントリン(ブラジル/Team Gile Ribeiro)
UFCで5戦(2勝3敗)し、今年2月に敗れたことでリリース(契約解除)された田中が5年7カ月ぶりに国内での試合を迎えた。対戦相手のボントリンは13戦12勝1ノーコンテストの戦績を持ち、10試合は一本勝ち。1ノーコンテストは昨年12月のパンクラスで春日井健士に一本勝ちしたものの、契約体重オーバーで規定により無効となっていた。
1R、田中は素早い打撃からボントリンの蹴り足をキャッチしテイクダウン。そのままボントリンを抑え込んでヒジ・パウンドを落とし優勢に進める。立ち上がるボントリンは投げを放つも、上になった田中。
2Rも田中がテイクダウンに成功しパウンド・ヒジしで主導権を握り3Rへ。このラウンドも組み付いて足を引っ掛ける形でテイクダウンに成功した田中はバックに付いてチョークスリーパーへ。
ボントリンは立ち上がって組み付いたままの田中を叩き付けるように倒れたが、そのまま田中のスリーパーが深く極まり一本勝ち。マイクを握った田中は「もう一度UFCの舞台が諦め切れなくて、あそこで一番になりたいです。今度こそは辿り着くのでもう一回見てて下さい」とUFC再出撃をアピールした。
▼第8試合 セミファイナル バンタム級 5分3R
○柏崎剛(K-PLACE埼玉格闘技/ZSTバンタム級王者)
一本 2R2分33秒 ※肩固め
●堀 友彦(フリー/GRACHANバンタム級王者)
昨年11月のZST14周年記念大会で元GRACHANバンタム級王者・手塚基伸にプロ初黒星を付けられた柏崎が1年ぶりの復帰戦。対する堀は今年の1月に手塚と戦いドロー。続く5月に佐々木郁矢との王座決定戦を制し、GRACHANバンタム級のベルトを巻いた。
1R、左ハイを放つ柏崎は堀の蹴り足を掴んでテイクダウン。バックに付いた柏崎はガッチリポジションをキープしスリーパーを狙う。堀は必死にディフェンスしながらヒジを後方に放つ。
2R、ワンツーを当て打撃戦でも優位の柏崎は片足タックルでテイクダウンすると強烈なパウンド。一度は立ち上がった堀だが、しつこく組み付く柏崎は堀を寝かせると肩固め。堀は完全に失神し、柏崎が一本勝ち。マイクを握ると「色々あって1年間休みましたが、支えてくれた人たちありがとうございました。これが本物の総合格闘技だよ、テレビのは本物なんかじゃない。来月(11月25日ディファ有明)のZSTで試合をするので観に来て下さい」とアピールした。
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