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【J-NETWORK】立嶋の94戦目、新人王・貞金にTKO負け

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2017/10/29(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

老沼(右)が得意のハイキック。濱田(左)も一歩も退かず大熱戦に

▼第10試合 J-NETWORK 2017 スーパーフライ級新人王トーナメント決勝戦サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
〇老沼隆斗(STRUGGLE)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●濱田 巧(team AKATSUKI)
※老沼がスーパーフライ級新人王に。本戦は29-28(老沼)、30-29(濱田)、29-29

 老沼は空手出身で、スピードとハイキックや後ろ回し蹴りなど空手の蹴り技を駆使して5勝(4KO)2敗の戦績を持つ倒し屋。対する濱田はREBELSで活躍する“デストロイヤー”良太郎の弟子。最軽量級ながら迫力ある試合が期待される。

 1R、老沼が鋭い蹴りを放っていけば、濱田は徹底したボディブロー。軽量級らしいスピードある攻防が展開される。

 2Rは一転してフック主体で攻める老沼。濱田は変わらずボディブローを徹底連打しては組み付いてヒザ蹴りをボディに突き刺す。ボディを狙ってくる濱田に老沼はハイキックを見舞う。

 3Rも両者が手数を出してせめぎ合う。濱田がボディを攻めて行けば、老沼は左右フックとロー。老沼のフックでやや濱田はグラついたがすぐに反撃。手数で老沼に蹴りを出させない。

 本戦の判定は三者三様のドローとなり、延長戦が告げられると場内がどっと沸く。

 延長戦に入ると、出会いがしらに蹴りを入れていく老沼。終盤、左ハイキックで濱田は左目上をカットされて流血。濱田は血を流しながらも距離を詰めてボディブローを連打し、このラウンドも甲乙つけがたい接戦となったが判定2-1で老沼が制した。

 新人王に就いた老沼は「これからタイでもチャンピオンになるので応援よろしくお願いします」と、ムエタイ王者になることを目標に掲げた。


一進一退の激しい攻防となった一戦は安達(右)が制した

▼第9試合 J-NETWORK 2017 バンタム級新人王トーナメント決勝戦サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
〇安達浩平(team AKATSUKI)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●村井啓祐(キング・ムエ)
※安達がバンタム級新人王に。

 1Rから両者小気味よく動きながらロー、ミドル、パンチを交換させる。片方が攻めればもう片方が返すというシーソーの展開。

 2R、村井がローを中心に蹴りで攻めていけば、安達はパンチの連打で応戦。安達の左右フックがヒットし、右ローで追い打ち。村井も必死にローで応戦。

 3Rも両者は全く攻撃の手を休めず一進一退の攻防が続く。首相撲になっても両者しっかりとヒザを蹴って攻防が続く。お互いにパンチ、ロー、ミドルと攻め合い、あっという間に試合終了。

 判定2-0で接戦を制した安達は「なんとか新人王になれました。これからも上の強い人たちに勝ってチャンピオンを目指します」と勝利者インタビューで語った。


▼第6試合 68kg契約 3分3R
三縄良太(八王子総業超人クラブ)
試合中止
細越貴己(小比類巻道場)
※三縄が急性腎不全のため。

▼第5試合 ライトヘビー級 3分3R
〇惇之(KBS MAX)
KO 1R 1分11秒
●中村充利(ピットブル)

▼第4試合 ウェルター級 3分3R
〇雑賀弘樹(亀の子道場)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ちさとKiss Me!(安曇野キックの会)

▼第3試合 スーパーバンタム級 3分3R
〇中田ユウジ(STRUGGLE)
TKO 3R 1分13秒 ※レフェリーストップ
●二田水敏幸(NEX SPORTS)

▼第2試合 スーパーフェザー級 3分3R ※ヒジあり
△大輝(練馬チャンデットムエタイ)
ドロー 判定0-1 ※28-29、29-29、29-29
△井上昇吾(白山道場)

▼第1試合 スーパーライト級 3分3R
〇大将(キックボクシングジムKIX)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
●平山省吾(CMG千晴ジム)

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