【NJKF】NKB王者・高橋亮、玖村修平との禁断の対決制す
NJKF誠至会
「NJKF 2017 west 4th」
2017年11月12日(日)大阪・東成区民センター
▼メインイベント 対抗戦 54.8kg契約 3分3R
○高橋 亮(真門ジム/NKBバンタム級王者)
判定3-0 ※30-27、30-28、29-27
●玖村修平(NJKF K3B/NJKFバンタム級王者)
かつてNJKFはNKB立ち上げの中心を担ったが方向性の違いから離脱。以後は関係が途絶えていたが、西日本本部では徐々に交流を開始しており、今回の王者対決実現に至った。歴史を知る関係者・ファンにとっては“禁断の対決”とも言える顔合わせだ。
玖村21歳、高橋22歳、大阪の新鋭王者同士で、高橋は12月のKNOCK OUT両国大会で小笠原瑛作との対戦が決まっており、玖村も9月の後楽園でタイ人にKO勝ちとし2連続KO中と、キャリア的にも波に乗る。さらに、ともに3兄弟の次男という共通点もあり、好勝負は必死と言えた。
1R、先にパンチで勝負に出たのは玖村。バックブローやハイキックも織り交ぜて前に出るが、蹴りに自信を持つ高橋は蹴りを中心に応戦。2Rには玖村の右ストレートがヒットする場面もあったが、中盤から組みの展開が増えると高橋が優勢に。
3Rも玖村がパンチで前進。高橋は組んでのヒザで応戦し、左ハイをヒットすると一瞬玖村がぐらつく。さらに玖村が出たところでヒザから左ハイを再び当て、玖村がダウン。玖村も最後まで逆転を期して前進するが流れは変わらず、試合終了。3-0の判定で高橋が試合を制した。
リング上でマイクを持った高橋は「今回、大阪のチャンピオン対決ということで、正直簡単に勝てるんやないかと思ってたんですけど、玖村君も立派なチャンピオンやったんで手強かったですね。来月に両国で試合が決まってるんですけど、大阪に強いチャンピオンがおるということで玖村君の分も背負ってしっかり闘ってくるんで、小笠原瑛作もキテると思うけどこの1カ月でもっと強くなって両国行くんで、覚悟しとけよ」と、両国の大舞台につなげる発言でさらに場内を沸かせた。
▼スーパーファイト 63.5kg契約 3分3R
○デュアンピチット・シットクンジャー(タイ)
判定2-0 ※30-28、30-28、30-30
●宮島教晋(誠至会/ISKAムエタイインターコンチネンタル ライトウェルター級王者)
タイ人らしく緩急の利いた闘いを展開するデュアンビチットに対し、蹴りを中心に攻めた宮島だったが、1Rに投げられた場面で腕を負傷したことも響いて攻略の糸口が掴めず、宮島の判定負けとなった。
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