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【ラウェイ】地上で最も過激な格闘技、対抗戦は日本勢1勝2分で敗れるも大健闘

ユリアがTKO勝利でラウェイ王者に
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2017/11/15(水)UP

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破壊力のあるヒザ蹴りでブロニカ(右)を追い詰めたユリア(左)

ILFJ
「ラウェイ グランプリ ジャパン 2017」(4P目)
2017年11月15日 (水)東京・後楽園ホール

▼第1試合 ILFJ認定女子タイトルマッチ ミャンマーラウェイ公式ルール 女子62kg契約 3分4R
〇ユリア・ストリアレンコ(21=リトアニア)
TKO 2R 45秒 ※ドクターストップ
●ブロニカ(21=ミャンマー)
※ユリアが初代王座に就く。

 女子格闘技プロジェクトGIRL’S BUDO ENTERTAINMENT『SEI☆ZA』で、最強戦士として活躍したユリアが2度目の参戦。2度目の来日となるブロニカと対戦する。

 ユリアは空手をバックボーンに持つが、5年前から柔術も学んでおり、SEI☆ZAではエース格として3戦全勝。今年6月のラウェイTDCホール大会に自ら志願して初参戦を果たし、パンチとヒザ蹴りで圧倒して2RにKO勝ちを収めている。

 対するブロニカはミャンマーボクシングナショナルチームに所属していた、国家指定強化選手というボクシングエリートだったが、日本でラウェイに出場することを決意したため5月初旬にボクシング連盟からラウェイ連盟へ移籍。同じく6月のTDCホール大会に参戦し、女子プロレスラーの高橋奈七永と対戦した。体格で上回る高橋を終始圧倒して引き分けている。また、ミャンマーでは“戦うアイドル”として有名だという。

 1R開始から打ち合う両者。体格で大きく上回るユリアはパンチからヒザ蹴りのコンビネーションを見せる。ブロニカはバックスピンエルボーを繰り出すが、ユリアはヒザ蹴りと右ヒジの連打でダウンを奪う。さらに打ち合いで左ストレートによるダウンを追加。ブロニカも果敢にパンチを放っていき、カウンターも狙うが、パンチが当たってもユリアはニヤリと笑って余裕を見せる。

 2R、ユリアはローを多用し、右フックからの左ストレートでダウンを奪う。ベロニカはここでラウェイ特有の1度だけ認められるタイムを要求(ダウン1回に相当)。自軍コーナーで回復に努める。

 しかし、ブロニカは足の痛みを訴え、制限時間が過ぎても立ち上がれなかったためドクターストップ。TKO勝ちしたユリアはILFJ(インターナショナル・ラウェイ・フェデレーション・ジャパン)が認定する女子王座のチャンピオンベルトを腰に巻き、嬉し涙を流した。

 10月24日の試合でSEI☆ZAを卒業したユリアはこの試合をもって母国へ帰国。今後はMMAファイターとして試合をしていく予定。

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