【ボクシング】ゾラニ・テテが11秒の失神KO劇、世界戦最速KO記録を更新
11月18日(土・現地時間)イギリス・ベルファストのSSEアリーナにて、WBO世界バンタム級タイトルマッチが行われ、王者ゾラニ・テテ(29=南アフリカ)が世界タイトルマッチでの史上最速11秒でKO勝利を果たした。これまでは、94年9月のWBOスーパーバンタム級タイトルマッチで、王者ダニエル・ヒメネス(プエルトリコ)が挑戦者ハラルド・ゲイアー(オーストラリア)に17秒でKO勝利した記録が最速だった。
試合はテテと挑戦者で同級3位のシボニソ・ゴニャ(ナミビア)がゴングとともにステップを踏みながらお互い中央に進む。テテが右に回り込んだところで一瞬沈み、右のボディフックに見せかけ、相手がガードしようと腕がボディへ下がった瞬間、に下から右拳を”の”の字を描くようにゴニャの顔面にヒット。この一発でゴニャは仰向けになってダウン。起き上がれずテテのKO勝ちとなった。
テテは2014年7月、神戸ポートピアホテルにて亀田大毅の王座返上に伴い、当時、同級1位だったテテと同級3位だった帝里木下がIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチを行い、12回判定3-0で王座獲得に成功。翌年、王座を返上し、バンタム級に階級を上げ、今年4月、WBO世界バンタム級タイトルマッチで勝利し王座奪取。今回、世界最短記録でのKO勝利で初防衛に成功した。
ちなみにノンタイトル戦では94年、コロンビアで記録したエベル・ベレーニョ(コロンビア)の1R5秒のTKO勝利という記録がある。
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●編集部オススメ
・ゾラニ・テテvs帝里木下の写真・試合レポート(2014年7月)
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