【DEEP】住村が王者凱旋試合で40秒TKO勝ち、パンクラスへ宣戦布告
▼第14試合 PANCRASE VS DEEP対抗戦 大将戦 ウェルター級 3分3R
〇中尾受太郎(中尾受太郎総合格闘技スクール/DEEP)
TKO 2R 57秒 ※スタンドのパンチ
●近藤有己(パンクラスイズム横浜/PANCRASE)
※この結果によりPANCRASE vs DEEPの対抗戦は4戦4勝でDEEPの勝利
近藤は少林寺拳法出身で、1996年1月にパンクラスでプロデビューし、100戦を超える戦績を持つ大ベテラン。パンクラスの無差別級王座、ライトヘビー級王座、ミドル級王座と三階級制覇にも成功している“ミスター・パンクラス”だ。
対する中尾は柔道出身で、近藤と同じ1996年1月に修斗でプロデビュー(中尾が20日、近藤が28日)。2006年3月にはDEEPウェルター級王座に就いた。2004年10月に青木真也を左ストレートで1RにKOした一戦は語り草となっている。
近藤はPRIDEで活躍したミノワマン、修斗で活躍した川口健次、リングスで活躍した成瀬昌由と金原弘光らと対戦し、いずれも勝利を収めておりレジェンド対決にはめっぽう強い。中尾は“キング・オブ・トライアングル”の異名を持つほどの三角絞めの使い手だったが、近年は打撃主体のスタイルで戦っている。パンクラスとDEEPそれぞれのレジェンド同士の対戦となった。
1R、近藤は「シュシュシュ…」と小さく息を吐き、リズムを取りながらマイペースでローキックを打っていく。コツコツと攻め、1R終盤には中尾の動きが止まる。
2Rもプレッシャーをかけて行く近藤だが、中尾のパンチでダウン。中尾がかぶさって殴るが、中尾に反則がありイエローカードが出される。再開すると中尾のパンチが再びヒットし、近藤がダウン。中尾のTKO勝ちとなり、「格闘技界のレジェンド対決」は中尾に軍配が上がった。
▼第13試合 PANCRASE VS DEEP対抗戦 副将戦 フライ級 5分3R DEEPルール
○高橋 誠(パラエストラ松戸/DEEP)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●獅庵(パラエストラ大阪/PANCRASE)
左右パンチをブンブンと振るい、ハイスピードな打ち合いで会場を沸かせる超アグレッシブな獅庵と、プロ4戦負けなしの17歳の天才少年・高橋が激突。
得意の打撃で攻めて行く獅庵だが、高橋にバックを取られ苦しい展開に追い込まれる。なんとか立って自分のフィールドに持ち込みたいが、高橋は付き合わない。
バックを奪われてそこから脱出することで消耗して行く獅庵。抜けても抜けてもポジションを取られ、“らしい”攻撃をほとんど見せられないまま終了。
完全に自分のペースに持ち込んだ高橋がフルマークの判定で勝利を挙げた。
●編集部オススメ
・パンクラスvsDEEP兵庫で対抗戦、近藤有己vs中尾受太郎が決定
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