【修斗】祖根寿麻、魚井フルスイングとの接戦制し環太平洋王者に
サステイン
「プロフェッショナル修斗 2018開幕戦」
2018年1月28日(日)東京・後楽園ホール
▼第8試合 メインイベント 修斗環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦 5分3R
○祖根寿麻(ZOOMER/同級3位、元DXFCバンタム級王者、元TENKAICHI MMAバンタム級王者)
判定2-0 ※29-28、30-30、29-28
●魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS/同級1位)
※祖根が第7代王者に
石橋佳大が返上し空位となっていた修斗環太平洋王座を懸けて、魚井と祖根が激突。両者は2011年にHEATで対戦しており、魚井が判定勝利を収めている。
1R、魚井が大振りのフックを振り回し場内を沸かせるのに対し、祖根は冷静に距離を取る展開。祖根はテイクダウン狙いも、魚井は耐えてそれを許さない。
2R、変わらず魚井のフルスイングを下がって当てさせない祖根は右ミドルを的確に当てる。お互いに慎重に打撃を出し合う中、祖根の右ミドルに魚井はフックを合わせる。
3R、攻めあぐねる魚井に、祖根は右ミドルを効かせていく。魚井のパンチに打ち合いでも応戦する祖根は右ミドルをタイミング良く当て好印象を残した。
終盤には、祖根が組み付いてテイクダウン狙いにいったところで時間切れ。判定2-0の僅差で祖根が勝利し新王者に。マイクを握った祖根は「まだまだ上を目指していきたい。RIZINに上がって知名度を上げていきたい」とアピールした。
▼セミファイナル 第7試合 フライ級 5分3R
○ライリー・ドゥトロ(アメリカ/I&I TRAINING CENTER/同級世界5位、PXCバンタム級王者)
TKO 1R3分40秒 ※レフェリーストップ
●田丸 匠(NASCER DO SOL/同級世界4位)
現PXC王者ドゥトロが2度目の参戦。初参戦となった昨年10月大会では中村優作を2RKOで下し、強烈なインパクトを残した。対する田丸は6戦5勝(2KO)1分と無敗の22歳。
1R、左右ローの田丸に対し、長い手足を持つドゥトロは前蹴りで突き放す。田丸はテイクダウンに成功したが、ドゥトロの重みのある下からの鉄槌で徐々に削られる。
鼻血を出し苦戦の田丸は再びテイクダウンするも、すぐに立ち上がったドゥトロが怒涛のパンチラッシュ。強打を受けて尻持ちを付く田丸に、ドゥトロは容赦なくパウンド連打。田丸の動きが止まったところでレフェリーがストップし、ドゥトロが勝利の雄叫びを上げた。
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