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【UFC】リョート・マチダが無敗アンダースとの接戦を制し、約3年ぶりに勝利飾る

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2018/02/04(日)UP

女子フライ級1戦目のシェフチェンコ(右)は全局面で相手を圧倒した

▼女子フライ級 5分3R
○ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(29=キルギスタン/女子バンタム級1位)
一本 2R 4分25秒 ※リアネイキドチョーク
●プリシラ・カショエイラ(29=ブラジル)

 シェフチェンコは2015年12月からUFCに参戦し、元Strikeforce女子バンタム級王者サラ・カフマンや元UFC女子バンタム級王者ホリー・ホルムを破るなど活躍。昨年9月にはUFC女子バンタム級タイトルマッチに臨み、王者アマンダ・ヌネスに善戦するも判定2-1で敗れた。今回は階級を女子フライ級に落とし、王座獲りを見据えての再起戦となる。

 対するカショエイラはUFC初参戦の新鋭。2016年のプロデビューからブラジルの大会で試合を重ね、戦績は8戦全勝と無敗だ。

 1R、開始早々にカショエイラの右ストレートに合わせて、左構えのシェフチェンコが鋭いカウンターの右ジャブをヒットさせる。カショエイラは下がらずに右ストレートを伸ばすが、打ち終わりにシェフチェンコの左ストレートを被弾して一瞬よろめく。

 なおも打ち合おうとするカショエイラに対し、シェフチェンコは回転の速い左右フック連打から左ミドルを入れ、胴タックルでテイクダウンを奪取。ここからラウンド終了までシェフチェンコが強烈なエルボーと鉄槌を落とし続け、カショエイラの顔面は血に染まった。

シェフチェンコがマウントからの強烈なパウンド連打で、カショエイラを防戦一方に追い込む

 2R、巻き返したいカショエイラだが、パンチで向かっていったところでシェフチェンコに組みつかれ、早々にテイクダウンを許してしまう。シェフチェンコは上から両足でカショエイラの左腕をロックした状態で、顔面にパウンドを落としながらアームロックを仕掛ける。

 これは極め損ねるも、シェフチェンコはすぐにマウントに移行して左右パンチを連打。最後はうつ伏せの状態になったカショエイラが頭を上げたところで、シェフチェンコはすかさずチョークを極め、タップ(ギブアップの意思表示)を呼び込んだ。

 女子フライ級1戦目で無敗の新鋭に圧勝したシェフチェンコは、「ニコ(=UFC女子フライ級王者ニコ・モンターニョ)は負傷で休養していると聞いている。私がタイトルマッチで戦う姿をみんながもし見たいなら、私もまったく同じ気持ちよ。ニコ、やりましょうよ」と王座挑戦をアピールした。


<その他のメインカード試合結果>

▼セミファイナル バンタム級 5分3R
-ジョン・ドッドソン(アメリカ)
試合中止
-ペドロ・ムニョス(ブラジル)
※ムニョスが前日計量オーバー。対戦相手のドッドソンが契約体重での試合を拒否したため試合中止に。

▼ライト級 5分3R
○ミシェル・プラゼレス(ブラジル)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●デスモンド・グリーン(アメリカ)

▼ヘビー級 5分3R
○ティモシー・ジョンソン(アメリカ/同級14位)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●マルセロ・ゴルム(ブラジル)

▼バンタム級 5分3R
○ダグラス・シウバ・ジ・アンドラージ(ブラジル)
判定3-0 ※三者とも30-27
●マルロン・ヴェラ(エクアドル)

▼ミドル級 5分3R
○チアゴ・サントス(ブラジル/同級15位)
TKO 2R 1分03秒
●アンソニー・スミス(アメリカ)

Photo by Buda Mendes/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

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