【BOUT】川島史也が上位ランカーの力を見せるKO勝ち
BOUT実行委員会
「ノースエリア格闘技イベント BOUT-31」
2018年3月4日(日)北海道・コンカリーニョ
▼RISE公式戦 ライト級 3分3延長1R
〇川島史也(BattieNation/RISEライト級6位)
TKO 2R 1分04秒 ※右ストレート
●AKINORI(蹴空ジム/RISEライト級8位)
北海道唯一の立ち技格闘技イベント『BOUT 31』が″北の格闘技の聖地″札幌コンカリーニョで行われた。270名(超満員=主催者発表)の観客が見守る中、試合は第1試合からKO決着が続きメインイベントへ。
トリは札幌在住のAKINORIが川島史也に挑むRISE公式戦が組まれた。現在群馬在住の川島がRISEライト級6位なのに対して、AKINORIは同級8位。地元で格上のランカーに挑む格好となったAKINORIは1Rから強いプレッシャーをかけていく。それに対して川島は十分に距離をとって、相手のローやミドルを見切る。
1分過ぎ、徐々に手数を増やす川島に対し、AKINORIは力強い右ローを当てていく。負けじと川島は左ストレートをライトヒットさせる。お互い一歩も引かぬ攻防に、観客席からは大きな拍手が沸き起こった。
続く2R、それまでとは打って変わって距離を狭めた川島は右のショートをクリーンヒット。すぐにAKINORIは「効いていない」という素振りを見せながら右ローを連打する。川島の下半身にはそれなりのダメージが蓄積されているように見えたが、ロープを背に右ストレートをきれいに合わせ、AKINORIをキャンバスに這わせた。
試合後、川島は笑顔で「(これが)実力ですよ」とジョークを交えながら勝因を語り始めた。
「もう僕も11戦目。8~9戦目あたりからパンチで倒す感覚をつかめてきた。1Rは様子を見ていました。(フィニッシュショットは)たまたまタイミングが合った感じ」
今回が初めての北海道での一戦だったが、アウェー感は全く感じなかったという。
「ラーメンも刺身も美味かったし、会場はマナーのいいお客さんばかり。RISEのライト級は熱を帯びているので、ビッグイベントからも声がかかるように頑張りたい」
一方、敗れたAKINORIは肩を落とすばかり。激闘であったがゆえに、勝者と敗者のコントラストは際立っていた。激闘の余韻に浸りたい多くの観客はなかなか会場をあとにしようとしなかった。
▼RISE公式戦 フェザー級 3分3R
〇出口智也(忠和會/RISEバンタム級6位)
KO 1R 1分40秒 ※右フック
●嶋田将典(StayGold)
急遽参戦が決まった出口智也は嶋田将典を迎え撃った。かつて武尊とも対戦経験のある嶋田は地元・静岡を拠点に活動し、昨年の『BOUT 28』に参戦経験もある。
嶋田は1Rから積極的に飛びヒザ蹴りを狙っていく。冷静に相手の動きを見ながら出口は相手をロープにつめ、右フックからの連打で先制のダウンを奪う。
立ち上がってきた嶋田は激しい打ち合いに持ち込む中、一瞬間を置いて2度目のダウンを奪われる。左ミドルで必死に反撃を試みるも、出口はとどめの右フックで引導を渡した。釧路在住の出口は現在RISEバンタム級6位。この勢いで同級の上位に食い込めるか。
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