【J-NETWORK】武来安が2度ダウン奪い防衛&リベンジ、最終回にあわやの場面も
J-NETWORK
「J-KICK 2018 ~1st~」
2018年3月4日(日)東京・後楽園ホール
▼第12試合 J-NETWORKライトヘビー級タイトルマッチ 3分5R
〇武来安(32=ぶらいあん/上州松井ジム/J-NETWORKライトヘビー級王者)
判定3-0 ※49-46、49-46、49-45
●藤田智也(35=K-1ジムEBISU/J-NETWORKライトヘビー級2位・挑戦者)
※武来安が初防衛に成功。
武来安は破壊力抜群のパンチと首相撲からのヒザ蹴りを武器にして、2017年2月にタイトル奪取。同年9月にはWPMF日本ライトヘビー級タイトルも獲得し、二冠王となった。対する藤田は長年J-NET重量級トップに君臨するベテランファイター。
両者は2016年2月に後楽園ホールで当時の王者・木村秀和への挑戦権をかけて対戦、僅差の判定で藤田が勝利している。そのため今回の試合は武来安にとって王座初防衛戦にしてリベンジマッチとなった。
1R、武来安の左右フックをブロックして右ローを蹴っていく藤田。武来安はボディを攻めて行き、藤田をロープ際に追い詰めるとヒジ打ちを放つ。
2Rも藤田は徹底した右ロー狙い。しかし、武来安が意表を突いたバックスピンエルボーでダウンを奪う。武来安はヒジ打ちと首相撲からのヒザ蹴り連打で2度目のダウンを追加。後ろ回し蹴りで場内を沸かせると、またも首相撲からのヒザ蹴り連打。最後までヒザを蹴り続けた。
3Rも藤田は武来安の首相撲、左右フックに苦しむが、終盤にはワンツーを打ち返しての右ローで逆襲。
4Rは藤田が前へ出てパンチ&ローで攻めるが、武来安の首相撲でコカされる。武来安のヒザ蹴りにも劣勢の藤田。
5R、パンチで前に出る藤田に武来安はヒジ打ち。さらに後ろ回し蹴り、右フックとパワフルに攻める。
首相撲に捕まえると一方的にヒザを蹴っていく。しかし残り1分を切ったところで、藤田の右飛びヒザ蹴りが武来安のアゴヘモロにヒット。
ダウン寸前となる武来安へパンチのラッシュを仕掛ける藤田。武来安は倒れかけるが必死にこらえる。藤田が一方的にパンチで攻める中、試合終了のゴング。最後に逆転KOの可能性を見せた藤田だったが、判定で2度のダウンを奪った武来安が防衛に成功した。
武来安はマイクを持つと、「藤田選手は凄く強くて最後まで苦しかったです。今日は申し訳ない気持ちです。納得の行かないつまらない試合をしてしまいました。次はもっと面白い、いい勝負が出来るように頑張ります」と、逆転を許しそうになったことを悔やんだ。
※この試合の速報動画(1・2・5Rをノーカット)はこちら
▼第13試合 69kg契約 3分3R ※ヒジあり
〇清水 武(30=sbm/初代&第3代WPMF日本スーパーウェルター級王者)
TKO 2R 1分36秒 ※ヒジによるカット→レフェリーストップ
●笹谷 淳(42=Team COMRADE/J-NETWORKスーパーウェルター級暫定王者)
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
笹谷は2002年デビューで戦績は50戦近い大ベテラン。2010年にJ-NETWORKウェルター級王座を獲得、現在は同スーパーウェルター級暫定王座に就いている。対する清水は一時期リングを離れ、昨年7月に約3年ぶりの復帰。J-NET参戦は実に約6年ぶり。
1Rから得意のヒジを叩きつけていく笹谷。清水は長いリーチを利してのジャブと左ロー。清水がジャブを生かしてなかなか入り込ませないが、笹谷は思い切ってヒジを出す。
2Rは序盤から激しい打ち合いとなる。両者ともパンチとヒジを放つ中、ロープ際に追い詰めた清水の左ヒジで笹谷の左目上がバックリと割れて大流血。ドクターチェックが入るが、ドクターはすぐにストップを要請。清水がTKO勝ちの快勝を収めた。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
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