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【UFC】岡見勇信が約5年ぶりに世界最高峰で勝利飾る

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2018/04/14(土)UP

▼ミドル級 5分3R
○イズラエル・アデサニヤ(22=ナイジェリア)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●マービン・ヴェットーリ(24=イタリア)

 アデサニヤはトップキックボクサーとして中国のGLORY of HEROESやオランダのGLORYなどのビッグプロモーションで活躍。MMAでも現在12戦全勝と無敗を誇り、今年2月の『UFC 221』で迎えたUFCデビュー戦を鮮烈なTKO勝ちで飾っている。期待の新星としてUFC第2戦目に臨むアデサニヤの相手は、2勝1敗1分のUFC戦績を収めるヴェットーリだ。

 1Rは打撃戦が続き、手数のヴェットーリに対し、アデサニヤは構えをスイッチしながらのジャブ、左ハイや右インローを的確にヒットさせる。

 2Rにはヴェットーリがタックルを仕掛けてくるが、アデサニヤはテイクダウンを許さない。徐々にペースダウンし始めたヴェットーリは、アデサニヤのワンツー、右ボディ、右エルボー、右ミドルなどを被弾する場面が増える。

 3Rに入ると、後がないヴェットーリがパンチを振るいながら前に出て、タックルでついにテイクダウンを奪う。アデサニヤが立ち上がると、ヴェットーリはしつこく組みついて再びテイクダウン。グラウンドで膠着したためレフェリーがスタンドを命じるが、両者はその後の打撃戦でヒットを奪えないまま試合終了を迎えた。

 最終ラウンドで反撃に転じたヴェットーリだが一歩及ばず。新星アデサニヤが接戦をモノにし、無敗記録を「13」に更新した。


▼女子ストロー級 5分3R
○ミシェル・ウォーターソン(32=アメリカ/元Invicta FCアトム級王者/UFC女子ストロー級7位)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●コートニー・ケイシー(30=アメリカ/UFC女子ストロー級10位)

 ウォーターソンは2013年4月にInvicta FCでアトム級王座を獲得した実績の持ち主。UFCには2015年7月から参戦し、2連勝を収めた後に2連敗を喫し、今大会で復活を目指す。対するケイシーも2015年7月からUFCに参戦し、3勝4敗と苦しい状況。昨年12月の『UFC 218』でフェリス・ヘリッグに敗れ、今回が再起戦となる。

 1R、序盤はケージ内を大きくサークリングして距離を取るウォーターソンに対し、ケイシーがパンチを振るいながら追い掛ける展開に。ウォーターソンを首相撲に捕らえたケイシーはボディにヒザ蹴り突き刺す。ウォーターソンは左ジャブを返したところで、ケイシーの強烈な右ストレートカウンターを被弾して後退。終盤にはウォーターソンがテイクダウンを成功させるが、ケイシーは下から腕十字を仕掛けて応戦する。

 2R、再びサークリングを開始したウォーターソンは、ケイシーの動きが止まったところでタックルを仕掛けて鮮やかにテイクダウンを奪う。トップをキープするウォーターソンだが、ケイシーの腕十字にたびたびヒヤッとさせられてしまう。それでも、終了間際にウォーターソンは前蹴りでケイシーを吹っ飛ばしてみせる。

 3R、パンチの交錯から何度も組みの攻防になる両者。テイクダウンを奪うのはウォーターソンだが、ケイシーも下からの腕十字と足関節技であわやの場面を作る。最後はウォーターソンのタックルをカットしたケイシーがバックを取りながら腕十字。ウォーターソンの腕は完全に伸び切るが、試合はここでタイムアップとなった。

 ケイシーが下からの攻め込んだ印象が強かったが、判定はスプリットでウォーターソンに軍配。ウォーターソンが連敗脱出を果たした。


<その他の試合結果>

▼ミドル級 5分3R
○アントニオ・カルロスJr.(ブラジル)
一本 1R 4分28秒 ※リアネイキドチョーク
●ティム・ボーシュ(アメリカ)

▼ウェルター級 5分3R
○ムスリム・サリコフ(ロシア)
KO 2R 4分21秒
●リッキー・レイニー(アメリカ)

▼フライ級 5分3R
○ジョン・モラガ(アメリカ/UFCフライ級10位)
判定3-0
●ウィルソン・ヘイス(ブラジル/UFCフライ級7位)

▼ミドル級 5分3R
○ブラッド・タバレス(アメリカ/UFCミドル級15位)
TKO 3R 2分15秒
●クリストフ・ヨトゥコ(ポーランド/UFCミドル級13位)

▼ライト級 5分3R
○ギルバート・バーンズ(ブラジル)
KO 2R 59秒
●ダン・モレット(アメリカ)

▼女子フライ級 5分3R
○ローレン・ミューラー(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●シャナ・ドブソン(アメリカ)

▼ヘビー級 5分3R
○アダム・ウィチョレク(ポーランド)
一本 2R 1分59秒 ※オモプラッタ
●アルジャン・シン・ブラー(カナダ)

▼バンタム級 5分3R
○アレハンドロ・ペレス(メキシコ)
TKO 2R 3分42秒
●マシュー・ロペス(アメリカ)

▼バンタム級 5分3R
○ルーク・サンダース(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●パトリック・ウィリアムズ(アメリカ)

 

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