【UFC】中村K太郎、連勝ならず
▼セミファイナル フェザー級 5分3R
○フランキー・エドガー(36=アメリカ/元UFCライト級王者/UFCフェザー級3位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●カブ・スワンソン(34=アメリカ/UFCフェザー級4位)
元UFCライト級王者エドガーは今年3月の『UFC 222』で、無敗の新鋭ブライアン・オルテガ(アメリカ)にキャリア初となるKO負けを味わわされており、今回は中1カ月半で再起戦に臨む。
一方のスワンソンも昨年12月の『UFC Fight Night:Fresno』でオルテガに一本負けし、連勝が「4」でストップ。また、エドガーには2014年11月の試合で一本負けしており、今回は3年5カ月ぶりのリベンジマッチとなった。
1R、序盤は両者が軽快にパンチを飛ばし合うが、徐々にエドガーが巧みなステップワークと手数で押し込み始める。スワンソンは左フックを空振りさせたところでエドガーの右フックを被弾。直後にエドガーが組みつかれるが、ここはケージを背負ってスワンソンがしのいだ。
2R、なおも前に出てプレッシャーをかけてくるエドガーに対し、スワンソンは左に回り込みながら左ジャブや左フックを放つ。しかし、縦横無尽に動き続けるエドガーをなかなか捉えることができない。エドガーは組みついての離れ際に右フックもヒットさせる。
3R、動きが落ちないエドガーが軽快なリズムでワンツーから左右ミドルにつなぐコンビネーションをまとめる。スワンソンは右ローを返したところでエドガーに組まれてしまい、最後まで主導権を握られ続けた。
エドガーが強敵スワンソンを判定3-0で返り討ちにし、短い試合間隔で迎えた再起戦、そしてキャリア30戦目を勝利で飾った。
試合後にマイクを向けられたエドガーは、「ブライアン・オルテガ戦はうまくやっていたが、あの一発でやられてしまった。ホロウェイとオルテガの勝者と戦いたいと思う。ただ、2試合続けて戦ったから少し休みたいね。2人の試合がどうなるかを見て、そこから進もう」と、タイトル戦にも意欲を見せた。
<その他の試合結果>
▼ヘビー級 5分3R
○ジャスティン・ウィリス(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●チェイス・シャーマン(アメリカ)
▼ミドル級 5分3R
○デビッド・ブランチ(アメリカ/UFCミドル級8位)
KO 1R 2分30秒
●チアゴ・サントス(ブラジル/UFCミドル級12位)
▼バンタム級 5分3R
○アルジャメイン・スターリング(アメリカ/UFCバンタム級8位)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-27
●ブレット・ジョーンズ(ウェールズ/UFCバンタム級14位)
▼ライト級 5分3R
○ダニエル・フッカー(アメリカ)
KO 1R 3分00秒
●ジム・ミラー(ニュージーランド)
▼ウェルター級 5分3R
○ライアン・ラフレア(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-27
●アレックス・ガルシア(ドミニカ)
▼バンタム級 5分3R
○リッキー・シモン(ジョージア)
TKO 3R 5分00秒
●メラブ・ドバリシビリ(アメリカ)
▼ウェルター級 5分3R
○シアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン)
KO 2R 2分40秒
●ルアン・シャーガス(ブラジル)
▼ライトヘビー級 5分3R
○コーリー・アンダーソン(アメリカ/UFCライトヘビー級10位)
判定3-0 ※30-26、30-26、30-27
パトリック・カミンズ(アメリカ/UFCライトヘビー級11位)
▼フライ級 5分3R
-マゴメド・ビブラトフ(ロシア)
試合中止
-佐々木憂流迦(ささき・うるか/フリー/元修斗環太平洋バンタム級王者)
※ビブラトフが計量前日に体調不良に陥ったためドクターストップにより試合中止。
▼女子バンタム級 5分3R
-レスリー・スミス(アメリカ)
試合中止
-アスペン・ラッド(アメリカ)
※ラッドが前日計量を2.8ポンド(約1.27kg)オーバー。対戦相手のスミスがペナルティー下での試合を承諾しなかったため試合中止。
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