【ベラトール】ゲガール・ムサシが15連勝中の王者を初回TKO、ミドル級の新王座に輝く
▼女子フライ級 5分3R
○ケイト・ジャクソン(31=イギリス)
判定3-0 ※30-26、30-26、29-27
●アナスタシア・ヤンコヴァ(27=ロシア)
ヤンコヴァは世界的ファッション誌で特集が組まれるなど、母国ロシアでは美系モデルファイターとして知られる。ムエタイとキックボクシングのプロ選手として活動し、2013年にMMA(総合格闘技)でもプロデビュー。現在までの戦績は5戦全勝で、Bellator MMA女子フライ級の注目選手となった。
対するジャクソンは2009年5月にMMAプロデビューし、現在までの戦績は9勝3敗1分。昨年8月のBellator MMAデビュー戦はTKO勝ちで飾ったが、昨年12月の2戦目で元UFCの強豪ヴァレリー・レターノー(アメリカ)に完敗し、今回が再起戦となる。
1R、組みの攻防からヤンコヴァがテイクダウンに成功するが、すぐにジャクソンにトップを奪い返される。以降はジャクソンがグラウンドでヤンコヴァを完全にコントロールし、寝技と鉄槌で一方的に攻め込む。
2R、早々に組みついたジャクソンは、踏ん張るヤンコヴァを抱え上げて豪快にテイクダウン。ヤンコヴァは両足で突き放して立ち上がるも、ジャクソンの組みに押し込まれる状況が続く。終盤にジャクソンがタックルからのヒールホールドで奇襲。これを潰したヤンコヴァはここぞとばかりに鉄槌を振り落とした。
3R、投げに失敗して転倒したジャクソンに対し、ヤンコヴァはサイドからの押さえ込みとヒザ蹴り。しかし、ここでもポジションをキープできず、ジャクソンに引っくり返されしまう。終盤にはジャクソンがマウントも奪い、パンチとエルボーの雨を降らせた。
ジャクソンがしっかりと差をつけての判定勝ち。グラウンドで完全に主導権を許したヤンコヴァは6戦目にして初黒星を喫することとなった。
▶︎次ページは マイケル・ペイジが多彩な打撃で2RでKO勝利
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