【グラチャン】前王者・大澤茂樹、復帰第二戦は飯田健夫に完勝
GRACHAN実行委員会
「GRACHAN35×1MC6」
2018年5月27日(日)東京・ディファ有明
▼第11試合 GRACHANフェザー級 5分2R
○大澤茂樹(31=Honey Trap/前GRACHANフェザー級王者)
判定3-0
●飯田健夫(27=マルスジム)
大澤は、昨年5月のGRACHANフェザー級王座3度目の防衛戦で阪本洋平にKO負けをし王座陥落。続く10月大会での復帰戦では鍵山雄介を相手にグラウンドで優勢に試合を進め判定勝利を収めた。今回復帰2戦目。
対する飯田はアマチュア修斗で経験を積み、2015年には全日本アマチュア修斗選手権ウェルター級ではオール一本勝ちで優勝。プロ転向後も9勝のうち、5勝は関節技による一本勝ちとフィニッシュ能力が高い。現在はグラチャンを主戦場に2連勝中。
1R、サウスポーの大澤は左ボディストレート、左ストレートを次々とヒット。飯田の右ミドルをキャッチすると、そのままテイクダウン。大澤は飯田をガッチリ抑え込んでこつこつとパンチを落とす。このラウンドは大澤が優勢。
2R、右ミドルを連発する飯田に、大澤は飛び込みながらの左ストレートをクリーンヒット。
これでダウンした飯田に大澤はパウンドで襲いかかるが仕留めきれない。スタンドに戻ると、蹴りを多用する飯田に大澤がタックル。
これを潰した飯田が寝技に引き込んで腕十字狙いにいったところで時間切れ。大澤が判定3-0で勝利した。
▼第10試合 GRACHANフライ級トーナメント1回戦 5分2R
○山本聖悟(フリー)
判定2-1 ※公式記録はドロー、マストシステムで山本を支持
●植木新(総合格闘技宇留野道場)
※山本が決勝戦に進出
鈴木隼人が海外プロモーションのOne-Championship出場を優先、それに伴い保持していたGRACHANフライ級王座を返上したことを受け、4選手による王座決定トーナメントが行われた。山本は、戦績が6戦と出場メンバーの中でキャリアは一番浅いもののグアムの『PXC』での試合経験もある新鋭。対する植木は3連勝中で粘り強いファイトを信条とするオールラウンドファイター。両者は2016年5月大会で対戦しており、山本が1R40秒でKO勝ち。2年ぶりの再戦となった。
1R、長身の山本は右ロー、飛びヒザ。さらに長いリーチから繰り出されるパンチで優位に試合を進める。植木はテイクダウン狙いも、逆に山本がテイクダウンし上からパウンドを落としていく。
2Rもスタンドの攻防で優勢の山本は植山のタックルを潰し、ニンジャチョークを極めにいく。首を抜いて脱出した植木は上から抑え込んでパウンドで反撃。
スタンドに戻ると、疲れの見える山本は植木のパンチを被弾するように。プレスを強める植木に、山本がテイクダウン狙いにいったところで時間切れ。最後の植木の巻き返しもあり、ドロー裁定だったが、マストシステムで山本が二票を獲得しトーナメント決勝行きを決めた。
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