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【J-NETWORK】“注目株”の川原龍弥が鮮やかなKO勝ちで新人王に

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2018/05/27(日)UP

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空手仕込みの蹴り技で責めた遊笑(左)

▼第14試合 J-NETWORKヘビー級次期挑戦者決定トーナメント1回戦 サバイバルマッチ1
〇遊笑(Y’s glow/J-NETWORKヘビー級7位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●工藤勇樹(エスジム/蹴拳インプレッションルールライトヘビー級 王者)

 工藤はパンチ力に加え、トリッキーな攻撃を得意とし、中国の武林風、GLORYといった大舞台も経験している。2015年4月には桜木裕司を破り、同年10月にはチェ・ジェウンを5RKOで下し、蹴拳インプレッションルールライトヘビー級の初代王者に君臨。

 対する遊笑は、デンマークで行われた国際空手大会『サバキ・チャレンジ・スピリット2011』で、日本人として初の入賞(+85kg級で銅メダル)。その他、極真会館増田道場主催の2011年全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級3位、2012年フリースタイル空手全日本選手権重量級優勝など数々の実績を持つ空手家だ。

 1R、左右ローを蹴る遊笑に工藤は何度も右ミドルをクリーンヒットさせ、右ボディストレートも突き刺す。遊笑は序盤から左前蹴りを多用していたが、終盤になると強い左ミドルを連発する。

 2R開始直後、遊笑がバックハンドブローをヒットさせ、パンチで一気に襲い掛かると工藤は右目上から流血。遊笑は笑って工藤を挑発し、左ミドルを連発。工藤は首相撲からのヒザ蹴りに活路を求め、遊笑は左右フックを振り回す。終盤、工藤の右ストレートが命中した。

 3R、接近戦でのフックの打ち合いの中、遊笑が至近距離からの左ハイキックでダウンを奪う。工藤は右ストレートで何度も遊笑をのけぞらせるが、タフな遊笑は大きな左右フックを打ち返す。何度も工藤のパンチが遊笑を捉えるが、遊笑は目を見開いて最後まで立ち続けた。

 ダウンのポイントを守った遊笑が判定勝ち。「いつもいつもグダグダで申し訳ないです。タイトルマッチ挑戦権を獲るために坂本(英則=決勝進出済み)君とやります。ちなみに15kg痩せました」と遊笑はマイクで語った。


不戦勝で勝ち名乗りを受ける斉藤(左)

▼第13試合 J-NETWORKミドル級次期王者挑戦者決定トーナメント1回戦 サバイバルマッチ1
〇斉藤敬真(インスパイヤードモーション/J-NETWORKミドル級9位)
不戦勝
●庵谷“出美流漫(でびるまん)”鷹志(Existing Break/元UKFインターナショナルスーパーミドル級王者)
※庵谷が前日計量を1.23kgオーバーで規定時間内にクリアー出来ず、斉藤は計量をクリアーしたため。

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