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【J-NETWORK】“注目株”の川原龍弥が鮮やかなKO勝ちで新人王に

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2018/05/27(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

川原(左)が華麗なテクニックを見せて完勝


J-NETWORK

「J-FIGHT&J-GIRLS 2018 2nd」
2018年5月27日(日)東京・新宿FACE

▼第16試合 J-NETWORK 2018ライト級新人王トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
〇川原龍弥(北流会君津ジム)
KO 3R 1分56秒 ※左ヒザ蹴り
●加藤雅也(TSKjapan)
※川原がライト級新人王に。

 キックボクシング団体J-NETWORKが、新鋭選手とトップクラスを目指す中堅選手たちの試合を主とするプロ大会『J-FIGHT』を開催。次期王者挑戦者決定トーナメントが4試合組まれたが、大会のトリを飾ったのは2018年ライト級新人王トーナメント決勝戦だった。

この左ヒザ蹴りを加藤(奥)のボディに突き刺した川原

 川原はキックボクサーの父を持ち、ジュニア時代から何本ものベルトを獲得。2017年12月にプロデビューを果たし、2月の新人王トーナメント1回戦でも勝利して2戦2勝で決勝戦に臨む。対する加藤もジュニアキックからのたたき上げだ。

 1R、川原がパンチ、蹴り、首相撲からのヒザ蹴りと全局面において優勢。前蹴りもタイミングよく、自分の間合いを保った戦い方をする。加藤はパンチを当てに行くが、川原を捉えられない。

悶絶する加藤

 2Rも主導権を握る川原。右ハイが加藤を襲う。加藤がガードをこじ開けるようにパンチを放っていくと、川原は右ローを狙い撃ち。終盤には左ミドルもヒットさせていく。

 3R、川原はタイミングのいい前蹴りで加藤の前進を止め、ミドルを蹴って左フック、右ローを放つ。加藤もパンチとローで逆転を狙うが、川原に左ヒザ蹴りをボディに突き刺されて悶絶。川原が鮮やかなKO勝ちで新人王の座に就いた。

 川原は「今回、新人王を獲ることが出来たので次の試合からも頑張っていきたいと思います」と、言葉は少ないながらも勝利を喜んだ。


ウルフ(右)が蹴りとヒザで優位に立った

▼第15試合スーパーフェザー級 3分3R ※ヒジ有り
〇ウルフタツロウ(アントジム)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
●暁人(BE WELL)

暁人(手前)のボディにヒザ蹴りを突き刺すウルフ(奥)

 1R、両者小気味よい動きからミドルを蹴り合う。サウスポーの暁人は左ストレートを狙い撃ち。

 2Rもウルフは徹底して右ミドル。しかし、接近戦になるとウルフは右ヒジをヒットさせ、首相撲からのヒザ蹴りでも優勢。暁人がパンチを出して前へ出ると、ウルフは再び右ミドルを徹底して蹴る。

 3R、離れて右ミドル、近づいて首相撲からのヒザ蹴りと試合のイニシアチブを握るウルフ。暁人が不用意にパンチを打つと左フックもヒットさせる。終盤、意地のパンチ連打を当てていく暁人だったが、判定2-0でウルフが勝利を手にした。

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