【NJKF】3度目の対決も制した匡志が新王座に就く
誠至会
「NJKF 2018 west 3rd 第1章」(昼)
2018年5月27日(日)大阪・アプラたかいし大ホール
▼第7試合 メインイベント NJKFスーパーウェルター級王座決定戦 3分5R ※ヒジあり
〇匡志YAMATO(25=まさし/NJKF大和ジム/同級1位)
TKO 3R 1分25秒 ※3ノックダウン
●変わり者(NJKF東京町田金子ジム/同級3位)
※匡志が新王座に就く。
キックボクシングイベント『NJKF 2018 west 3rd』昼夜イベント、昼の「第1章」メインではNJKFスーパーウェルター級王座決定戦が行われた。イエティ達朗が返上した王座を争ったのは、匡志と変わり者。3度目の対戦となる両者、過去2戦はいずれも匡志が勝利している。
1R、バックブローや回転してのローキックなど、トリッキーな技も交えて攻める変わり者に対して、ローからパンチで応戦する匡志。後半、右ストレートをヒットさせると攻勢を掴む。
2Rに入ると、匡志のローキックで変わり者の奥足にダメージ。匡志はここぞとばかりにローキックとパンチを集めて攻め込む。変わり者は棒立ち状態となり、匡志はコーナーに詰めるとさらにパンチでラッシュ。
3Rには防戦一方となった変わり者を匡志が攻め立てる。何とか反撃しようとする変わり者をものともせずヒジでダウンを奪うと、その後もヒジとパンチで2度ダウンを重ね、TKO勝利を果たした。
9戦目にしてベルトを巻いた匡志は号泣。マイクを取ると、「支えてくれる人たち、応援してくれる人たちの力がなければ、チャンピオンにはなれなかったと思います。まだまだ上を目指してやっていきます」と感謝の意を述べた。
▼第6試合 セミファイナル ミネルヴァスーパーフライ級王座挑戦者決定戦 2分3R
〇麻衣(21=NJKF TEAM武心會/同級1位)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●芳美(NJKF take1/同級2位)
麻衣は前王者。昨年7月、伊織にベルトを奪われた後、負傷もあってブランクがあったが、これが10ヵ月ぶりの復帰戦となった。対する芳美は昨年5月、現王者・伊織との挑戦者決定戦に敗れており、2人の対戦は伊織へのリベンジチャンスも懸けた激突となった。
1R、前傾しスイッチしながらフリッカー気味のジャブを放っていく芳美に対し、麻衣は前蹴りなどで距離を取り、接近すると組んでのヒザで応戦。ラウンド終盤には激しい打ち合いとなる場面も見られた。
2Rは後半まで、芳美のパンチから両者が組み合うという展開が多くなったが、終盤には麻衣が前蹴りを連続でヒット。終了時点でアナウンスされた判定の途中経過は三者とも20-19で麻衣を支持
3R、フックから組んでくる芳美に対し、麻衣はヒザ蹴り。後半にはまたパンチの打ち合いも見られ、互いにバックブローを繰り出す。
芳美は2R時点での劣勢を挽回するには至らず、判定は3-0で麻衣に。復帰戦で王座返り咲きのチャンスを掴んだ麻衣は「必ず伊織選手からベルトを取り返して、NJKFの看板女子選手になれるように頑張ります」と、奪回への意欲をアピールした。
▼第5試合 フェザー級 3分3R ※ヒジあり
〇大樹(NJKF ARENA/NJKFフェザー級5位)
TKO 3R 41秒 ※ヒジ打ちによるカット
●小田武司(NJKF拳之会/NJKFフェザー級7位)
▼第4試合 63kg契約 3分3R
〇木村颯太(NJKF拳心會館)
判定3-0 ※三者とも30-29
●堀池空希(究道会館)
▼第3試合 65kg契約 3分3R
〇龍威地(NJKF ARENA)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●佐野克海(NJKF拳之会)
▼第2試合 55kg契約 3分3R
〇郁弥(山口道場)
判定3-0 ※三者とも30-28
●正木宏幸(NJKF闘遊塾)
▼第1試合 61kg契約 3分3R
〇元 義明(NJKF誠輪ジム)
TKO 3R 3分00秒 ※終了のゴングとほぼ同時にレフェリーストップ
●岩KING(NJKF心将塾)
レポート&写真:高崎計三
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