【UFC】ロシアのヤンの剛拳に石原夜叉坊がKO負け、日本勢は1勝4敗
▼フライ級マッチ 5分3R
〇佐々木憂流迦(ささき・うるか/28=フリー)
一本 2R 4分04秒 ※チョークスリーパー
●ジェネル・ラウザ(29=フィリピン)
佐々木は4月22日(日)アメリカ・ニュージャージー州アトランティックシティにて開催された『UFC FIGHT NIGHT:Atlantic City』に出場が決まっていたが、対戦相手のUFCフライ級15位マゴメド・ビブラトフ(29=ロシア)がドクターストップとなり、大会2日前に試合が中止。
今回はラウザとの対戦が決まっていたアシュカン・モクタリアン(オーストラリア)が負傷欠場となり、モクタリアンに代わって出場することになった。佐々木は昨年9月のUFC日本大会以来の試合となる。
1R、試合開始と同時に勢いよく飛び出した佐々木は、そのままタックル。両足を抱えてテイクダウンに成功するが、ラウザは時間をかけて立ち上がる。組み付いたままの佐々木の頭部にラウザはヒジを見舞う。
それでも放さない佐々木が2度目のテイクダウン。ラウザは蹴り飛ばして立ち上がるが、すぐに佐々木が3度目のテイクダウン。今度はマウントポジションを奪い、パウンドを連打する。ラウザが脱出しようとしたところで腕十字の体勢になったがラウンド終了となった。
2R、佐々木はワンツーから突っ込んでのタックルを仕掛けるがラウザはかわす。ラウザの右フック、インローに歓声が起こる。パンチをかわしてようやくテイクダウンに成功した佐々木はマウントを奪い、パウンドとヒジの連打。そしてバックを奪うと得意技のチョークスリーパー。これがガッチリと極まり、佐々木が鮮やかな一本勝ちを奪った。
これでUFC戦績を4勝4敗のイーブンとした佐々木は「本当に楽しかったです。自分のレスリングを見せられて嬉しいですね。アルジャメイン・スターリング(UFCバンタム級ランカー)とトレーニングしたことで自分のレスリングスキルにかなり役立ったと思います。それが今回のゲームプランの大きな部分でした。セルジオ・ペティスを指名したのは悪い意味ではなく、彼のことは尊敬していますし、僕たちのスタイルを考えるとかなりエキサイティングな試合になりそうだと思ったからです」と語った。
▼ライトヘビー級マッチ 5分3R
〇オヴィンス・サン・プルー(35=アメリカ)
一本 1R 2分54秒 ※ストレートアームバー
●タイソン・ペドロ(26=オーストラリア)
1R、サン・プルーはどっしりと構えて左ストレートと左ロー、ペドロは飛び込んでの右ストレート、ハイキックを見舞い、右ストレートでサン・プルーがヒザから崩れるとフロントチョークで立ったまま絞めあげる。さらにヒジ打ち。これを耐えたサン・プルーは投げでテイクダウンするが、ペドロは立ち上がる。
サン・プルーは力任せにペドロからテイクダウンを奪うとアームロック狙い。一気にペドロの腕を伸ばしてのアームバーで一本勝ちを奪った。
▼女子フライ級マッチ 5分3R
〇ジェシカ・アイ(31=アメリカ)
判定3-0
●ジェシカ・ローズ・クラーク(30=オーストラリア)
1R、スピードのあるパンチを互いに打ち合う両者。クラークがアイの打ち終わりに放つ右ストレートがヒットする。
2Rは蹴りも散らしてパンチを狙う両者。単発だがアイがパンチを当てていく。終盤、クラークがパンチとミドルで前へ出てアイをケージ際まで追い詰める。
3R、クラークが組んでのヒザ蹴りから投げを狙ったがこれは決まらず。しかし、2度目の首相撲でアイがそのまま押し倒してテイクダウンを奪う。試合終了までサイドポジションで抑え込み、ヒジを数発入れてアイが判定勝ちした。
All Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
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