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【グラチャン】探偵ナイトスクープで話題になった西川が長岡と価値あるドロー

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2018/07/16(月)UP

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GRACHAN実行委員会
「GRACHAN35.5」
2018年7月16日(月・祝)神奈川・横須賀アリーナ・サブアリーナ2F

長岡(右)のタックルを潰してパウンドを見舞う西川(左)

▼第8試合 GRACHANライト級 5分2R
△長岡弘樹(35=DOBUITA)
ドロー 判定0-0
△西川大和(15=PFC)

下からのヒジで長岡に攻撃させない西川

 当初、元パンクラス上位ランカーで50戦以上のキャリアを持つ長岡との対戦を予定していたジョナサン・ゲーリー(アメリカ)は親族が危篤状態となり欠場。代替選手として西川が初出場に。

 西川は小さい頃からMMA(総合格闘技)の世界チャンピオンになることを目標に、父と二人三脚で練習を積み、10kgの重りをつけて小学校に通ったり、裸足での生活をしていたことが、人気テレビ番組「探偵ナイトスクープ」(2011年放送)で紹介され話題を呼んだ。元リングスの山本喧一が主催する大会「PFC」のライト級アマチュアタイトルを獲得し、その後は韓国のMMAイベント『TOP FC』を主戦場に活躍、今回がプロ3戦目、日本初試合となる。

 1R、左右のローを飛ばす西川に、長岡は組み付いて2度目のトライでテイクダウンに成功。長岡はガッチリ抑え込んでこつこつパウンドを落とすが、下の西川はヒジを返していき一歩も譲らない展開。

 2R、西川のバックブローを被弾するも長岡は組み付いてテイクダウン。再び西川は下から器用にヒジを長岡の顔面に当てて削っていく。立ち上がった西川はしつこく組み付いてくる長岡にパウンド、鉄槌。長岡の後頭部に反則行為となるヒジを落としてしまい、試合が中断。西川にイエローカード(減点)が言い渡される。

 再開後、攻め疲れを見せ始めた長岡のタックルを潰した西川はパウンド、さらにバックに付いてスリーパー狙い。立ち上がって脱出した長岡はなおもタックルを仕掛けるが、これを潰した西川がパウンド連打を見舞ったところで終了。

 判定はドロー。あと一歩のところで、勝利を逃した西川としては惜しい試合だった。


パウンド連打で間宮(下)を仕留めた小谷(上)

▼第7試合 GRACHANライト級 5分2R
○小谷直之(ロデオスタイル/初代ZSTライト級王者)
TKO 1R2分33秒 ※レフェリーストップ
●間宮晃仁(マルスジム)

 小谷は2000年にRINGSでプロデビューし、ZSTではライト級王座を獲得するなど長年活躍。2度のUFC挑戦も経験しており、キャリア57戦を誇る36歳のベテラン戦士。

 対する間宮は2015年全日本アマ修斗選手権ミドル級準優勝の実績を持つ。プロ戦績は8勝2敗。

 1R早々、サウスポーの小谷は的確な右ジャブと左ストレートを当て、間宮をテイクダウン。

 この時点で左目が大きく腫れている間宮に対し、小谷はパウンド連打。間宮が防戦一方となり、即座にレフェリーがストップ。小谷の圧勝に終わった。

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