【修斗】世界10位の安藤達也、ピンチ脱出しパウンドの猛攻で勝利「格闘技は甘くなかった」
サステイン
「This is SHOOTOVol.2」
2018年8月3日(金)東京・TSUTAYA O-East
▼第7試合 メインイベント バンタム級 5分3R
○安藤達也(28=フリー/修斗世界バンタム級10位)
判定3-0 ※2者30-27、30-26
●金物屋の秀(31=SHOOTO GYM K’z FACTORY)
安藤は全日本レスリング選手権2位などの実績を残し、2014年にプロデビュー。2015年にテレビ東京で放映されたUFCとの契約を懸けた『Road to UFC JAPAN』のトーナメントにも出場するなど、キャリア初期から華々しく活躍。今回は、今年1月、第4代修斗環太平洋ライト級王者・土屋大喜に判定3-0で完勝して以来、7カ月ぶりの試合となった。
一方、金物屋は元ランカーで。どんなポジションからでもフィニッシュを狙えるグラップリングテクニックを武器としている。今回、安藤を相手に大番狂わせを狙う。
1R、序盤はお互い距離を確認するように打撃を打ちながら様子見だったが、打ち合いから下になった秀は安藤の腕をとり十字に行こうとする。それを抜いた安藤はパウンドを連打。秀は安藤の首に腕を絡め打たせないようにディフェンスする。
2Rもグラウンドで上を奪った安藤はパウンドを仕掛ける。秀は足関節を狙うが潰され、安藤がパウンドを続ける。
秀がパウンドを嫌がり、安藤に背を向けたところで安藤はチョークに入るが、うまく逃げられると続けて腕十字へ。それも秀が腕を抜くと瞬時に安藤のバックに回り秀がチョークを仕掛ける。残り1分、秀にチョークを続けられた安藤だったが、何とか耐え抜きゴングに救われる。
3R、距離を取りながら探り合う両者だが、中盤に秀のタックルを切って安藤が上から潰しパウンド。秀は安藤の足に組みつき防御するも、安藤は足を外しパウンドを続ける。秀は鼻から出血し、顔が赤く染まり始める。ラスト30秒は安藤の一方的なパウンドラッシュで秀は打たれ続け試合終了。判定ポイントでも大きく差をつけ安藤が7ヶ月ぶりの試合を勝利で飾った。
勝った安藤は「極めきれなくてホントすいませんでした。半年ぶりに試合させてもらって、絶対極められると思っていましたが、格闘技は甘くなかったです。次の試合でカッチリやります」と決意を新たにした。
【その他試合結果】
▼第6試合 フライ級 5分2R
○仲宗根武蔵(Theパラエストラ沖縄)
判定3-0(2者20-18、20-19)
●関口祐冬(修斗GYM東京)
▼第5試合 バンタム級 5分2R
○海下 DRAGON 竜太(パラエストラTB)
判定3-0(3者とも20-18)
●緒方史朗(パラエストラ松戸)
▼第4試合 フライ級 5分2R
○飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)
KO 1R 1分04秒
●小川竜輔(リバーサルジム立川ALPHA)
▼第3試合 ライト級 5分2R
△鈴木淑徳(和術慧舟會HEARTS)
ドロー 0-0(3者とも19-19)
△Ju-sei Aquila(パラエストラ小岩)
▼第2試合 バンタム級 5分2R
△岩鬼(フリー)
ドロー 0-1(2者19-19、19-20)
△よしずみ(SHOOTO GYM K’z FACTORY)
▼第1試合 新人王決定トーナメント1回戦 フライ級 5分2R
平良達郎(SHOOTO)
一本 1R 2分46秒 ※三角締め
大竹 陽(SHOOTO GYM K’z FACTORY)
※平良がトーナメント決勝戦進出
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