【J-NETWORK】大崎孔稀がテクニック見せつけヒジ打ちKO勝ち
J-NETWORK
「J-KICK 3rd」(2P目)
2018年8月19日(日)東京・後楽園ホール
▼第9試合 バンタム級 3分3R ※ヒジあり
△工藤“Red”玲央(TEAM TEPPEN/J-NETWORKバンタム級6位)
ドロー 判定1-1 ※30-29、29-30、29-29
△安達浩平(team AKATSUKI/J-NETWORKバンタム級10位/2017年度バンタム級王座)
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工藤は昨年秋、“神童”那須川天心を育てた父・弘幸さんが会長を務めるTEPPEN GYMに移籍。那須川天心と一緒にプロ練習に励み、今年3月にJ-NETWORKバンタム級次期挑戦者決定トーナメントに出場。決勝まで勝ち上がったが延長Rで敗れ、あと一歩のところでチャンスを逃した。
その工藤と対戦する安藤は、REBELS-MUAYTHAIライト級王者・良太郎の弟子。工藤同様にバンタム級次期挑戦者決定トーナメントに参戦したが、1回戦で森貴慎に判定2-0で敗れている。
工藤のセコンドには那須川天心が就いた。
1R開始と同時に、工藤が左右のパンチを繰り出しながら突進。安達はガードを固めて工藤の前足へ左右ローキックを集中させる。工藤が組んでくると右ヒジを見舞い、首相撲でコカす。前に出てガムシャラにパンチを繰り出す工藤に、安達は左ミドルからのパンチを返す。
2Rも工藤は左右のパンチ&ローを出しながら前進。ボディも打つ。安達は左ミドルと右ローで迎え撃ち、ワンツーを返す。工藤の連打vs安達の右ローの図式となるが、安達の左ミドルからの右フックがクリーンヒット。すかさずラッシュをかける安達だが、工藤も首相撲からのヒザ蹴りと右ボディストレートで挽回。
3Rも手数を出して前へ出る工藤。安達は右ローを狙い撃ち。工藤は那須川ばりのセンチャイキック(片手倒立しながらハイキックを出す)を見せる。安達の右ローのダメージを明らかに感じさせる工藤だが、パンチ&ローで突進。安達のワンツーをもらってのけ反っても突進を続ける。
両者最後までアグレッシブに攻め合い、試合終了のゴング。判定は三者三様のドローとなり、両者痛み分けとなった。
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▼第8試合 J-NETWORKスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジあり
〇伊仙町典久(32=いせんちょう・のりひさ/BLA-FREY/J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
TKO 4R 1分24秒 ※左ヒジによるカット→レフェリーストップ
●大久保拓(MA・士道館ジム/J-NETWORKスーパーバンタム級2位・挑戦者)
※伊仙町が初防衛に成功。
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闘牛で生死の境をさまよったという逸話を持つJ-NETWORKスーパーバンタム級王者・伊仙町の初防衛戦。挑戦者は同級2位で、MA日本スーパーバンタム級王者の大久保
序盤はお互い軽く蹴りを出し探り合う様子だったが1R終盤には伊仙町が飛び込んで首相撲からのヒザ蹴り、そしてコカしも見せる。これまで組み技に入るチャンスやタイミングを伺っていたかのように何度か組んでからのヒザ蹴りを見せた。
2Rにはその作戦が功を奏したか、開始早々に伊仙町の左の縦ヒジが決まり大久保は眉間から徐々に出血。血を流しながらも大久保はローからパンチの連打で攻めていくが、サウスポースタイルの伊仙町は右ジャブで相手を止め首相撲からヒザなどで反撃し、お互い好試合を展開。
しかし3R、大久保の出血でドクターチェック。結果、レフェリーの「あと1回」というジェスチャーのもと再開。
4Rも果敢に攻めた大久保だったが、打ち合いの中で左のヒジ打ちが大久保の額の右側に直撃。先ほどとは別の箇所からも出血し、レフェリーが試合を止めた。
初防衛に成功した伊仙町は「年も歳ですし、機会があればフェザー級をやらせてもらえないですか? 同時2階級制覇みたいな。宜しくお願いします」と一階級上のフェザー級タイトルへの挑戦を本部席に向かって訴えた。
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