【ムエローク】K-1参戦決まった武来安がTKO圧勝
尚武会
「ムエローク GLOBAL 2018」
2018年7月15日(日)東京・新宿FACE
▼第11試合 ムエローク米韓国際戦 82kg契約 3分5R
〇武来安(上州松井ジム/WPMF日本&J-NETWORKライトヘビー級王者)
TKO 3R 1分21秒 ※右ボディストレート
●リー・フシン(韓国Pitcychobulls/MMA FC金メダリスト)
ムエタイイベント『ムエローク GLOBAL』のメインを飾るのは、アメリカvs韓国の国際戦。
武来安は破壊力抜群のパンチと首相撲からのヒザ蹴りを武器にして、2017年2月にJ-NETWORKタイトルを奪取。同年9月にはWPMF日本ライトヘビー級タイトルも獲得し、二冠王となった。
今大会の前日には9月24日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』で行われるK-1クルーザー級初代王座決定トーナメントへの参戦が発表されたばかり。いわば今回の試合はK-1前哨戦となる。対戦相手のフシンは“韓国の暴れ熊”の異名を持つ。
1R、長身サウスポーのフシンに武来安は右ミドルを多用。フシンは長いリーチからのジャブ、左ストレートを打っていく。武来安は右ボディストレート、左右ローをしっかり当てつつ右ストレートで顔面も狙う。
2R、武来安は右ローをフシンの左足に集中させる。さらに右ボディストレートも突き刺す。フシンは左ストレートと左ミドルで応戦するが、武来安のローに下がり気味。前に出てくる武来安にパンチを合わせにいくフシン。
3R、フシンのパンチをしっかりブロックし右ボディストレートを突き刺す武来安。さらに右ローでフシンを下がらせる。左ミドルからの右ボディストレートでダウンを奪い、ヒザ蹴りと右ボディストレートをもう一度突き刺すとフシンはマットに倒れ、武来安がTKOで圧勝。K-1のトーナメントへ向けて弾みをつけた。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼第6試合 WMC日本スーパーフライ級次期挑戦者決定戦 3分3R
●MASA BRAVELY(BRAVELY GYM)
判定0-3 ※28-30、28-29、28-29
〇大崎孔稀(OISHI GYM)
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
大崎はジュニア・アマチュア時代から数々のタイトルを獲得し、今春高校を卒業した期待の新鋭。2015年11月のJ-NETWORKアマチュア全日本選手権大会では全試合KO勝ちで優勝している。プロデビュー後、昨年7月にはレベルスのトップファイターであるJIROを1RでKO、12月にはJ-NETWORKバンタム級1位・森貴慎を2RでKOしている。今年3月にはルンピニースタジアムにも出場した。
MASAは5月の『KNOCK OUT』にも出場。2月に大分のキックボクシング大会『KODO』では、昨年12月にムエタイの激闘王チョークディーと引き分けて名を上げた仲山大雅に勝利している。
この試合の勝者はWMC日本スーパーフライ級王者・山田航暉(キングムエ)への挑戦権を獲得する。
1R、鋭い右ミドルを放つ大崎が左ヒジ打ちでMASAを倒すが、これはスリップ判定となった。再開後、速いパンチと右ミドルで前へ出る大崎にサウスポーのMASAは左ミドルで応戦するが、バックハンドエルボーや顔面前蹴りなど大崎の多彩な技をもらってしまう。
2R、大崎はMASAを軸足払いや首相撲で転倒させ、組み付くとヒジとヒザ。MASAはパンチで前へ出ていくが、大崎は前蹴りとヒザ蹴りを合わせていく。飛びヒザ蹴りも見せた。
3R、流れるような連続技を繰り出す大崎に、MASAはパンチで前へ出ていく。大崎のヒジには同じヒジで対抗。飛びヒザ蹴りでKOを狙う大崎だが、MASAのガードは堅い。逆にヒジと左ストレートで逆転を狙って行く。終盤には激しい打ち合いでお互いにクリーンヒットを奪い、攻め合ったところで終了。
判定3-0で大崎が勝利し、次回9月大会でのWMC日本スーパーフライ級王座への挑戦が決まった。
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