【DEEP】ジョシュ・バーネット愛弟子が大塚隆史、SARAMIをKO撃破
▼第8試合 セミファイナル DEEPバンタム級 5分3R
〇釜谷 真(Honey Trap)
判定3-0 ※30-27、29-28、30-27
●坂巻魁斗(BRAVE)
釜谷は2005年デビューの大ベテランで、昨年10月にDEEPバンタム級次期王者挑戦者決定戦に挑んだがソン・ジンス(4月に第6代DEEPバンタム級王座に就いた)に敗れ、悲願であった王座獲得のチャンスを逃した。今年4月の再起戦では得意のフロントチョークでピータ―・ベナベンテに一本勝ち。ジンスとの再戦へ向けて歩みだした。
坂巻は高校生時代の17歳で『ZST』にてプロデビュー。空手とレスリングを生かしたファイトスタイルでデビューから6戦全勝、関節・絞め技で5つの一本勝ちと圧倒的な強さを発揮してZSTフライ級暫定王者となったが、正規王者・伊藤盛一郎に一本負けして初黒星。その後は調子を落として戦績は12勝6敗1分となったが、まだ21歳ということから今後が期待されている。
1R、坂巻が後ろ蹴りをヒットさせるが、釜谷は落ち着いてジャブを打つ。飛び込んでのパンチをヒットさせるとそのままタックルでテイクダウン、パウンドを落とす。立ち上がった釜谷はサッカーボールキックを放つが、坂巻がかわしてタックルに行き、上下を激しく入れ替える。坂巻が起き上がろうとすると釜谷が得意のフロントチョーク。極まるかと思われたが坂巻が耐えた。
2R、釜谷はジャブから強烈な右ボディストレート。坂巻は右ローで対抗し、釜谷が右ストレートを放つところに右のカウンターを合わせにいく。釜谷はテイクダウンを奪い、一度離れると見せかけてのサッカーボールキック。そしてすぐに抑え込む。坂巻は足関節技を仕掛けに行くが、釜谷は防御する。
3R、坂巻は飛び後ろ蹴りをヒットさせてテイクダウンを奪いにいくが、釜谷を寝かせることが出来ない。坂巻はパンチで攻めていくが、すぐに釜谷がタックルでテイクダウンを奪う。しっかり抑え込み、坂巻が立ち上がってもテイクダウンする釜谷。
最後まで釜谷が試合を支配し、判定3-0で勝利を収めた。釜谷は「ここ数年で一番ダメな試合でした。打撃を作って来たんですが、それが試合で出せなかった。フィニッシュするつもりだったのに出来なかった」と反省しきり。
しかし、王座再挑戦への第一歩を踏み出し、「次は元谷(友貴)君とやりたい。その勝った方がビクター・ヘンリーとやるのはどうですか」と今後のプランを語った。佐伯繁DEEP代表も「次は元谷とやってもらいたい。本人も望むなら決定です」と釜谷vs元谷にゴーサインを出した。
▼第4試合 DEEPフェザー級 5分3R
〇DJ.taiki(パンクラスイズム横浜)
判定3-0 ※三者とも29-28
●横山恭典 (KRAZY BEE)
1RからDJが前へ出てプレッシャーをかけていく。横山は蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪うが、深追いはせずDJを立たせる。DJは頻繁に左右へ構えを変えながら前へ出てパンチを放つ。横山が再びタックルでテイクダウンを奪うが、やはりすぐに離れる。
2Rも前へ出るDJに対して大きく回り込む横山。DJがパンチを出してくるところにカウンターを狙うが、手数が少ない印象。バックを奪ったDJが寝かせにいき、横山は終盤にタックルを仕掛けるがテイクダウンは出来なかった。
3Rも同様となり、横山がテイクダウンを奪うがDJが立ち上がるとすぐに離れる。中盤過ぎにはDJがまたもテイクダウンを奪い、バックからのパンチで横山を削りにいく。立とうとする横山だがDJがしっかり上のポジションをキープし、最後にはサッカーボールキックと踏みつけを繰り出してDJが判定勝ちした。
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