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【DEEP】大塚隆史、対戦相手が強いことに1週間前に気付く「やらないとやられる」

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2018/08/25(土)UP

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強敵ヘンリー(右)と対戦するビッグマッチを迎えた大塚(左)

 8月26日(日)東京・後楽園ホールで開催されるMMA(総合格闘技)イベント『DEEP 85 IMPACT』の前日計量が、25日(土)都内にて13:00より行われた。

 メインイベントで対戦する、第3代DEEPフェザー級王者・第2代&第5代EEPバンタム級王者の大塚隆史(31=T-GRIP TOKYO)はバンタム級リミットちょうどの61.65kg、ビクター・ヘンリー(31=アメリカ/UWF USA/HF) は61.40kgで計量をクリアー。

 大塚はギリギリで調整してきたためか下着を脱いで計量したいと申し出、スタッフが隠すためのタオルを探しているとヘンリーが「これを使ってくれ」と自分のパーカーを差し出すというナイスガイぶりを発揮した。

 大塚は「自分のコンディションは凄く良くて、この強い相手とDEEPでやれることに感謝しています。明日は凄くいい試合になると思います」と好試合を予告。

 今回の試合は、大塚がDEEPにパンクラス・バンタム級暫定王者ハファエル・シウバ(ブラジル)と戦いたいとリクエストしたが、これは無理だったようで、代わって大塚が「ではビクター・ヘンリーでお願いしたい」とSNSでアピールしたところ、佐伯繁DEEP代表は「ビクターは強いけどやれるの?」と返信。大塚は「やれるよ。逆に呼べるの?」と強気に反応したところ、本当にヘンリーが用意された。

「試合が決まらなくて、RIZIN以降ヒマになってやべえな、どうしようかなと思っていて。やっぱり試合をしないと選手は忘れられてしまうので、格闘家としてはどんどん発信していかないと、と思ってやったら佐伯さんが呼べるって言うから実現しました。ありがたいです」と大塚。

 ヘンリーの印象は「試合が決まってから所(英男)戦だけ映像が見れたんですよ。それで1週間前に全部見れたんですが、見た時に本当に強いな、マジかと思いました(笑)。石渡(伸太郎)選手がボッコボコにされている姿を見て、逆に身が引き締まりました。防衛本能が働いたというか。やべえなとは思いましたがビビることはなく、やらないとやられるみたいな気持ちが沸いてきましたね」と、かなりの強豪だと認める。

 しかし、「コンプリートファイターですけれど、穴もあるな、と思いました」とすでに弱点は研究済みのようだ。

「RIZINの舞台はいいですわ。気持ちいいです。やりたいなって気持ちもありますが、こればかりはRIZINの求めるものがあるし。強いからだけじゃない部分があると思う。それは自分でも分かっていて、求めてくれるならまたRIZINでやりたい。それこそONEも日本でやると言っているので気になるし、UFCだってないわけではないので、ヘンリーに勝つことによって選択肢を広げるチャンスでもある」と、この強敵に勝つことによって活躍の場が広がると見ている。

 大塚は「まあ、見とけよ、という感じですね」とこの試合で各プロモーションにアピールするつもりだ。

 対するヘンリーは「明日の試合をとても楽しみにしています。私も対戦相手もいいコンディションで、ハードな練習を重ねてきたことを知っています。皆さんに最高のパフォーマンスを見せたいと思います」と意気込みを語っている。

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