【新日本キック】江幡睦がローキックで豪快TKO勝ち、12連勝をマーク
▼第7試合 セミファイナル 67kg契約 3分3R
〇リカルド・ブラボ(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-28
●CAZ JANJIRA(31=JANJIRA GYM/蹴拳ムエタイ・ウェルター級王者)
ブラボはアルゼンチンから日本へキックボクシング留学している選手で、7戦7勝(5KO)と無敗のまま今年5月に日本ウェルター級王座に就いた。新日本キックボクシング協会の伊原信一会長がその素質に太鼓判を押す。
対するCAZは様々な団体のリングに上がっている、戦績30戦を超えるベテランで、蹴拳の王座を保持しているほか、J-NETWORKウェルター級2位にもランクインしている。
1R、鋭い右ストレートで前に出てくるブラボに、サウスポーのCAZは左ストレートと左ローで対抗。組み合うとブラボはヒジを叩き付け、ヒザを突き上げる。CAZは左ローを狙い撃ち。
2R、ブラボは左フックからの右ストレート、右縦ヒジを多用するが、なかなかクリーンヒットを奪えない展開。CAZは動き回って左ストレートを狙う。
3R、常に前に出続けてパンチだけでなくヒジ、ヒザも繰り出すブラボ。CAZも左ストレート、左フックで反撃し、ブラボをコーナーへ追い詰める場面を作ったが、前に出てアグレッシブに攻めたブラボが判定勝ちした。
▼第6試合 ライト級 3分3R
〇重森陽太(22=伊原道場稲城支部/元日本フェザー級王者)
KO 2R 2分29秒 ※左フック
●RYOTA・RENSEIGYM(25=錬成塾/大和ライト級王者)
重森は新日本キックでバンタム級とフェザー級の2階級を制覇し、昨年は『KNOCK OUT』でも活躍。12月大会では日本で4年間負けなし18連勝を飾っていたピンサヤームから勝利を奪って見せた。国内では2015年3月から実に15戦負けなしだ。
新日本キックに乗り込んできたRYOTAは九州で活躍する選手で、戦績は9勝(7KO)5敗。昨年10月には『RIZIN』福岡大会に参戦し、RISEトップランカーの森本“狂犬”義久と倒し倒されの激闘を演じた。
1R、サウスポーのRYOTAに右ミドルを何度も叩きつける重森。RYOTAが左ローを蹴るとすぐに右ミドルを返す。重森は終始、余裕の微笑み。
2R、パンチを繰り出すRYOTAを右ミドルで蹴りまくる重森。強烈な右ローを放つとパンチを返そうとするRYOTAから左フックでダウンを奪う。RYOTAはそのまま立ち上がることが出来ず10カウントを聞いた。
重森はマイクを持つと、「私は国内だけでしたら今日でちょうど30試合目になります。デビューしたのが16歳の頃で、支えてくれる方々のおかげで30試合を迎えることが出来ました。これからも2カ月に1回、3カ月に1回試合をしていきますので、皆様にとって楽しめるイベントになっていければと思います。それとKNOCK OUTのアジアトーナメント出場が決まっています。ヨードレックペットを止めるのは自分しか出来ないと思っているので、新日本キックボクシング協会・重森陽太に期待してください」と、打倒ヨードレックペットを宣言した。
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