【新日本キック】アグレッシブ勝次、復活宣言「攻める試合をする」
9月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される『TITANS NEOS24』のダブルメインイベントに出場する日本ライト級王者・勝次(31=藤本ジム)の試合直前インタビューが主催者より届いた。
8月20日から約1週間、タイのペッティンディジムで修行を行っていたという勝次。
「これからタイ人との戦いが続きますし、ペッティンディジムには、ONEと契約しているペッタム選手、梅野源治選手と対戦しているペットモラコット選手など、ラジャダムナンスタジアムのチャンピオンがたくさんいるのでムエタイのトップを知っておこうと。あと、強くなりたいという気持ちで僕は17歳からタイ修行に行っていたので原点回帰の意味もあってタイに行きました」と渡タイした理由を明かす。
「『ドラゴンボール』に例えると、精神と時の部屋(神の神殿最下層にある修業部屋)から出てきて強くなっているイメージですね。タイ語も勉強してきたので、テクニックをしっかり学べました」と練習に手応えも感じている。
今回の相手、プットパートノーイ・ルークソーンムアンは元PPTV ch36チャンピオン・オブ・ザ・ナイト優勝者という肩書きを持っているが、「映像は見ました。タイ人でサウスポーの選手といえば、ペッタム選手以上に強い選手はいません。ペッタム選手からサウスポー対策を練ってもらっているのでバッチリです」と強豪攻略にも自信。
前回、7月大会ではMAX MUAYTHAI60kg王者ペットシラー・ポー.パタラに判定勝ちしたものの、KNOCK OUT参戦時のアグレッシブな戦いぶりは見られなかった。
「KNOCK OUTの時はお客さんが喜ぶような試合をしようと3戦しましたが、皆さんが思っている以上に深いダメージを負ってしまいました。前回の試合では、出来るだけパンチをもらわずにダメージなく勝とうと。それでダメージなく終わったことで、蓄積していたダメージもしっかり抜けたのでこれからまた面白い試合を見せて『勝次の試合は面白い』と思われる攻める試合をしたいと思います」とアグレッシブ勝次の復活を見せたいという。
次の試合をクリアー後の目標については「KNOCK OUTで僕を知ってくれた人が多く、KNOCK OUTファンから僕が上がるのを待っている雰囲気が伝わってきます。キックボクシング初の世界タイトルがWKBA(世界キックボクシング協会)なので、新日本キックのリングでその世界ベルトを獲ってからKNOCK OUTに復帰したいと思っています」と語った。
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