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【UFC】王者ウッドリーが無敗の挑戦者ティルをチョーク葬

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2018/09/08(土)UP

▼ウェルター級 5分3R
○アブドゥル・ラザク・アルハサン(33=ガーナ)
KO 1R 43秒
●ニコ・プライス(28=アメリカ)

 アルハサンは9勝1敗、プライスは12勝1敗1無効試合の好戦績を現在までに収めている。UFCでは2016年11月から参戦中のアルハサンが4勝1敗、2016年12月から参戦中のプライスが4勝1敗1無効試合となっており、ランキング入りを目指して頭ひとつ抜け出したいところだ。
 
 1R、アルハサンの右ローに合わせて、プライスが右ストレート。アルハサンは上体が仰け反るが、すぐに体勢を立て直すと左右フックを豪快に振るって畳み掛ける。アルハサンのスピードについていけないプライスは、すぐにケージを背負わされて防戦一方に。最後はアルハサンが左フックでアゴを打ち抜き、プライスはヒザからマットに崩れ落ちた。アルハサンが秒殺KO勝利を飾った。


▼バンタム級 5分3R
○ジミー・リベラ(29=アメリカ/UFC世界バンタム級5位)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●ジョン・ドッドソン(33=アメリカ/UFC世界バンタム級7位)

 リベラは2008年9月のプロデビューから『ROC』、『Bellator MMA』、『KOTC』、『WSOF』といったアメリカの有名団体を渡り歩き、2015年7月からUFCに参戦を果たした。戦績は21勝2敗を誇り、黒星は2008年11月のプロ2戦目と今年6月のマルロン・モラエス戦で喫したもの。モラエスに約9年半ぶりの黒星を付けられ、今回は再起戦となる。

 対するドッドソンも2004年9月にプロデビューし、UFCには2011年12月から参戦しているベテランだ。戦績は20勝9敗。2013年1月と2015年9月には2度のUFCフライ級タイトルマッチを経験したが、いずれもデメトリアス・ジョンソンに判定負けしている。2016年4月のマニー・ガンブリャン戦からバンタム級に階級を上げ、3勝2敗の成績だ。

 1Rは打撃戦となり、終盤のパンチの打ち合いではリベラの右ストレートや右フックの鋭さが光る。2Rもリベラがスピードの乗ったパンチを放ちながら前に出てプレッシャーをかけ、ドッドソンはこれをかわしながら左ハイを返す。

 一進一退の展開が続く中、3Rにはパンチの打ち合いの中でリベラの右ストレートがドッドソンの顔面をたびたび捉える。試合終了間際には両者が片手クリンチから右ボディを高速ハンマーのように連打して見せた。序盤から前に出続けたリベラが判定でドッドソンを下し、再起を飾った。


▼女子ストロー級 5分3R
○タティアナ・スアレス(27=アメリカ/UFC世界女子ストロー級9位)
TKO 3R 4分33秒
●カーラ・エスパルザ(30=アメリカ/元UFC世界女子ストロー級王者/同級6位)

 エスパルザは2014年12月にUFCの選手育成番組「TUF」で行われたトーナメントを制し、初代女子ストロー級王座に就いた実績の持ち主。同王座は翌年3月の初防衛戦でアンナ・イェンドジェイチェクに敗れて失ったが、その後もランカーとして活躍している。戦績は13勝5敗。

 対するスアレスは2014年7月のプロデビューから7戦全勝の戦績を誇る。2016年7月からUFCに参戦すると、アマンダー・クーパーやアレクサ・グラッソらトップファイター相手に3連勝を収め、注目株となった。

 1R、早々に組みついてテイクダウンに成功したスアレスは、猛烈な勢いでエルボーとパンチを落とす。エスパルザが立ち上がろうと上体を起こすと、スアレスがすぐに両足を抱えて組み伏せる。スアレスが一方的に押し込んでラウンド終了。

 2R、スアレスは左ハイを2発、右の関節蹴りを1発放つとすぐさまタックル。テイクダウンを許したエスパルザはなんとか立ち上がるも、すぐにスアレスのタックルに捕まり組み伏されてしまう。スアレスはこの戦法を徹底。

 3R、早々にテイクダウンを成功させたスアレスが上のポジションをキープし続け、終盤にマウントから怒濤の勢いで鉄槌とエルボーを連打。エスパルザが防戦一方になったことろでレフェリーが試合を止めた。スアレスが元王者相手にTKO勝ちを飾り、連勝を「8」に伸ばした。


▼バンタム級 5分3R
○アルジャメイン・スターリング(アメリカ/UFC世界バンタム級8位)
一本 2R 3分42秒 ※ヒザ十字固め
●コーディ・ステーマン(アメリカ/UFC世界バンタム級10位)

▼ウェルター級 5分3R
○ジェフ・ニール(アメリカ)
KO 2R 1分23秒
●フランク・カマチョ(グアム)

▼ミドル級 5分3R
○ダレン・スチュワート(イギリス)
TKO 2R 2分17秒
●チャールズ・バード(アメリカ)

▼ウェルター級 5分3R
○ディエゴ・サンチェス(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●クレイグ・ホワイト(イギリス)

▼ライト級 5分3R
○ジム・ミラー(アメリカ)
一本 1R 1分29秒 ※リアネイキドチョーク
●アレックス・ホワイト(アメリカ)

▼女子バンタム級 5分3R
○アイリーン・アルダナ(メキシコ)
判定2-1 ※29-28、29-28、28-29
●ルーシー・プディロヴァ(チェコ)

▼フライ級 5分3R
○ジャレッド・ブルックス(アメリカ)
判定2-1 ※28-29、28-29、29-28
●ロベルト・サンチェス(アメリカ)

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