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【NJKF】MOMOTAROが他団体王者を破り連敗脱出

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2018/09/22(土)UP

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真吾(右)にヒジを積極的に当てにいった実方(左)

▼セミファイナル 64kg契約 3分3R
●真吾YAMATO(22=大和ジム/NJKFスーパーライト級2位)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
〇実方拓海(さねかた・たくみ/22=TSKjapan/WMC日本&ルンピニー日本スーパーライト級王者)

 真吾は184cmの長身を誇り、次世代エースとして期待されているが現在2連敗。対する実方はルンピニージャパンとWMC日本の二冠王。

 1Rはお互いに蹴りで様子を見たが、実方がミドルとローを的確に当てた印象。2R、実方が左縦ヒジで真吾の眉間辺りをカットすることに成功。ドクターチェックが入る。再開後、両者がヒジを放つ展開となってヒジの打ち合いとなる。

 3R、実方は左右に構えを変えながらストレートとミドルを放つ。ヒジでの逆転を狙う真吾には右ストレートを連打して対抗。最後までパンチとヒジの打ち合いが続き、判定で実方の勝利となった。

「真吾選手が強くて打ち合いになってしまいました。もっともっと強くなって練習して頑張ります」と実方は勝利者インタビューに答えた。


左ミドルをテンポ良く当てる波賀

▼第9試合 WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
〇波賀宙也 (28=立川KBA/WBCムエタイ日本スーパーバンタム級暫定王者)
判定3-0 ※50-47、49-47、50-47
●知花デビット (25=エイワスポーツジム/WMC日本フェザー級王者)
※波賀が正規王者に認定、初防衛に成功。

 当初は波賀が前王者・小笠原裕典に挑戦するはずだったが、小笠原の王座返上により波賀が暫定王者に認定された。そのため波賀は暫定王座防衛戦を行うはずだったが挑戦者の前田浩喜が負傷により欠場。対戦相手が二転三転し、最終的に元WBCムエタイ日本バンタム級王者の知花と波賀が対戦することになった。

 1Rはローとミドルで探り合い。2Rになると知花がパンチを繰り出して前へ出て、波賀が左ミドルを蹴ると必ず右インローを蹴り返す。

 3R、右インローとパンチで攻める知花に、波賀は左縦ヒジを合わせに行く。さらに首相撲からヒザ蹴りに持ち込むと、知花はヘッドロック状態になって耐える。

 4Rは波賀がミドル、知花がローで蹴り合う。前に出てパンチ&ローを出す知花に波賀は左ミドルで応戦。やや知花の攻撃が目立った印象。

 5Rもパンチ&ローで前に出る知花だが、首相撲に捕まってしまう。波賀は下がりながらも左ストレートと左ミドル。そして首相撲からのヒザ蹴り。知花はパンチをまとめることが出来ず、波賀が判定勝ちで暫定王者から正規王者に認定された。

 波賀は「とりあえず今日防衛戦だったのでとりあえずベルトを守ることを意識して戦ったので、守れてよかったかなと思います」と、初防衛を喜んだ。

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