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【ベラトール】ヒョードル怒濤の鉄槌でソネンを初回TKO、ついに決勝進出

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2018/10/14(日)UP

コラレス(左)の右ローで削られるメイン(右)

▼フェザー級 5分3R
○ヘンリー・コラレス(32=アメリカ)
KO 3R 2分08秒
●アンディ・メイン(29=アメリカ/元パンクラス・フェザー級王者)

 メインは2015年10月にパンクラス・フェザー級王座を獲得したが、定められた期日までに防衛戦を行わなかったことなどから、同王座を剥奪された。それから1年以上のブランクを挟み、昨年2月に韓国の『ROAD FC』で復帰戦に臨むも敗戦。さらに1年半以上のブランクを経て、今年9月にアメリカの『LFA』でようやく勝利を飾った。本格的な戦線復帰を果たし、今回は初参戦のBellator MMAで連勝を目指す。

 対戦相手のコラレスは2015年7月にBellator MMAに初参戦。3連敗の後に3連勝という成績だが、対戦相手はいずれも強豪で、直近では今年1月に元WSOF世界フェザー級王者ジョージ・カラカニヤンを判定で破っている。

 1R、リーチで勝るメインは左構えから右ジャブと左ストレートを繰り出し、ジリジリと前進。コラレスはパンチをかわしながら鋭い右インローを蹴っていく。残り1分を切ると、メインはローをもらい過ぎたか、動きが鈍くなり、コラレスのパンチも被弾する。

 2R、勢いづいたコラレスは左右フックや右ボディストレートを中心に手数を増す。積極的に仕掛ける様子が見られないメインであったが、中盤過ぎにようやくタックルでテイクダウンに成功。しかし、コラレスはすぐに立ち上がり、右ロー攻めを続ける。メインは右内股が真っ赤に腫れ、ダメージが隠せない。

 3R、試合はなおも打撃戦。メインは左フックでコラレスを仰け反らせたが、その後が続かない。すると、距離が狭まったところで、コラレスが右ストレートからの左フックを炸裂させ、メインはダウン。コラレスがとどめの鉄槌を見舞うと、レフェリーが割って入った。コラレスがKO勝ちで4連勝をマーク。メインは黒星デビューとなった。


トコフ(右)の強烈な左ボディでシュレメンコ(左)は体がくの字に

▼ミドル級 5分3R
○アナトリー・トコフ(28=ロシア)
判定3-0 ※三者とも30-27
●アレキサンダー・シュレメンコ(34=ロシア/元Bellator MMA世界ミドル級王者)

 ロシア人トップファイター対決。シュレメンコは2013年2月にBellator MMA世界ミドル級王座を獲得した実績を持ち、戦績は56勝11敗1ノーコンテスト。昨年10月にゲガール・ムサシ戦で判定負けし、連勝が止まると、今年6月にも母国のM-1で初回KO負けした。今大会で連敗脱出を目指す。

 対するトコフはBellator MMAのほか、ロシアのM-1やACBなどのビッグプロモーションで26勝2敗の戦績を収めている。2015年末のRIZINにもヒョードルからの刺客として参戦し、A.J.マシューズに1R55秒でKO勝ちした。

 1R、積極的なシュレメンコは、バックスピンキック、左ミドルからの右フック、左右フックからのバックハンドブローなどをスピーディーかつパワフルに放つ。パンチの交錯から組みの攻防になると、トコフも譲らず、上体を浴びせてテイクダウン。以降の組みの攻防は一進一退に。

 2R、トコフに攻撃を見切られ始めたシュレメンコ。ローブローによる中断から試合が再開されると、トコフはシュレメンコのバックハンドブローをかしながら、ワンツーや右アッパーを返す。さらにトコフは組みついてのヒザ蹴りで削る。シュレメンコは終盤に意地の左ミドル連打。

 3R、互いに打撃を放っては組みつくという展開が続く中、トコフが左ボディをヒットさせ、シュレメンコは体がくの字に曲がる。トコフは組んでのヒザ蹴りも継続し、終盤にはシュレメンコのバックハンドブローに合わせ、タックルでテイクダウンも決めた。トコフが判定でシュレメンコを下し、世代交代を印象づけた。


▼ミドル級 5分3R
○ジェレミー・パグリア(アメリカ)
TKO 1R 3分16秒
●エリック・オルセン(アメリカ)

▼ライト級 5分3R
○デニス・ブズキア(アメリカ)
KO 1R 2分53秒
●ライアン・カストロ(アメリカ)

▼ウェルター級 5分3R
○アンドリューズ・ロドリゲス(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●マイク・ディオリオ(アメリカ)

▼フライ級 5分3R
○ザルーク・アダシェフ(アメリカ)
TKO 1R 1分08秒
●クリスチャン・メダイナ(アメリカ)

▼女子ストロー級 5分3R
○ジェニファー・チエン(アメリカ)
TKO 1R 1分22秒
●ジェシカ・ルイズ(アメリカ)

▼ウェルター級 5分3R
○デビット・メズホラゼ(アメリカ)
判定2-1 ※30-27、30-27、28-29
●シュアン・ムーア(アメリカ)

▼フライ級 5分3R
○トミー・エスピノーザ(アメリカ)
一本 1R 1分27秒 ※アームバー
●シュロブ・アイダーベコフ(タジキスタン)

▼ライト級 5分3R
○ニック・フィオーリ(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ジェローム・ミックル(アメリカ)

▼175ポンド契約 5分3R
-ホビソン・グレイシー・ジュニア(アメリカ)
試合中止
-ジャマル・ポッティンガー(アメリカ)
※ポッティンガーが計量オーバー。

▼フェザー級 5分3R
-フランク・ブエナフエンテ(アメリカ)
試合中止
-ジェイムス・ゴンザレス(アメリカ)
※両者とも計量オーバー。

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