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【ベラトール】ヒョードル怒濤の鉄槌でソネンを初回TKO、ついに決勝進出

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2018/10/14(日)UP

ソネン(下)に鉄槌を落とすヒョードル(上)

Bellator MMA
「Bellator 208」
2018年10月13日(土・現地時間)アメリカ・ニューヨーク州ユニオンデール ナッソー・コロシアム
Photo by Bellator MMA

▼メインイベント Bellator MMA世界ヘビー級王座決定トーナメント 準決勝・第2試合 5分3R
○エメリヤーエンコ・ヒョードル(42=ロシア/元PRIDEヘビー級王者)
TKO 1R 4分46秒
●チェール・ソネン(41=アメリカ)
※ヒョードルが決勝進出。

ソネン(左)をダウンさせたヒョードル(右)の左フック

 今大会のメインイベントは「Bellator MMA世界ヘビー級王座決定トーナメント」の準決勝・第2試合。決勝進出を懸けて、元PRIDEヘビー級王者ヒョードルと、元UFCミドル級&ライトヘビー級戦士ソネンが激突した。

 ヒョードルは4月の1回戦で、元UFC世界ヘビー級王者フランク・ミアに1Rわずか48秒でKO勝ちを収め、準決勝に進出。ソネンは1月の1回戦で、元UFC世界ライトヘビー級王者クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンを判定で破り、準決勝に駒を進めた。

 すでに前日に行われた準決勝・第1試合では、ライアン・ベイダー(35=アメリカ)がマット・ミトリオン(40=同)から大差の判定勝ちを収め、決勝進出を決めている。ベイダーと決勝で拳を交えるのはヒョードルか、ソネンか。

 1R、試合がいきなり動く。開始直後にソネンの左ストレートとヒョードルの右ストレートが交錯。ヒョードルはすぐに左フックにつなげ、ソネンをダウンさせる。ここでヒョードルは攻め急がず、ソネンが立ち上がるのを待つ。

 スタンド戦に戻ると、ソネンが跳ね返されても跳ね返されてもしぶとくタックルを仕掛け続け、執念のテイクダウン。しかし、背後からチョークを狙ったところですっぽ抜け、ソネンは前方にずり落ちてしまう。すぐさま鉄槌を振り落として立ち上がるヒョードル。

 ソネンが再度タックルでテイクダウンを決め、マウントも狙うが、ヒョードルは下から引っくり返して立ち上がる。直後にゆっくり立ち上がろうとるソネンに対し、ヒョードルが右フック強襲。なぎ倒されたソネンは、ヒョードルの怒濤の鉄槌連打を受け、頭を抱え込んだまま動けない。ここでレフェリーストップとなった。

 ヒョードルがPRIDE時代を彷彿とさせる凄まじい鉄槌と組みの捌きを見せ、1R4分46秒KO勝ちで決勝進出。試合後、ヒョードルは「良い相手だった。彼(ソネン)がしっかりと準備してきたことがよく分かった。しかし、私は疲れてないし、まだ動ける」と振り返り、決勝の相手となるベイダーについては「素晴らしいファイターだと思う。試合も見たが、とても強い。本気で臨むべき相手だ」と警戒した。

ヒョードル(右)と決勝で対戦するベイダー(左)

 一方、敗れたものの健闘を見せたソネンは、「最初に痛めつけられてしまった。もとより、彼(ヒョードル)の攻撃のすべてが自分を痛めつけるものだった。ダメージから回復するのは難しかった。彼は速いしパワフル。テレビで見ていた頃の彼だった」とヒョードルを称えた。

▶︎次ページ:大ベテランのコンゴが元UFC戦士を秒殺KO

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