【J-NETWORK】アグレッシブな王者との乱戦を制した松島勲也が新王座に就く
▼第6試合 J-NETWORKスーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジあり
●松崎公則(43=STRUGLE/J-NETWORKスーパーフライ級王者)
判定0-3 ※46-50、46-50、45-50
〇大崎孔稀(18=OISHI GYM/J-NETWORKスーパーフライ級3位・挑戦者)
※大崎が新王座に就く。松崎は防衛に失敗。
大崎はジュニア・アマチュア時代から数々のタイトルを獲得し、今春高校を卒業した期待の新鋭。9月23日に行われたムエタイイベント『ムエローク』で、WMC(世界ムエタイ評議会)日本スーパーフライ級王座をKO勝利で獲得したばかりで、早くも2冠王を目指してタイトルに挑戦する。
王者の松崎は2009年に34歳でプロデビューし、2012年4月にはWPMF日本スーパーフライ級王座、2015年3月にはREBELS-MUAYTHAIフライ級王座、更に2016年10月にはREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座を獲得。そして2017年5月にJ-NET王座に就き4冠王、2階級制覇を成し遂げた。現在3連勝中で、直近の2試合はKO勝利している。
1R、サウスポーの松崎は左ミドルを蹴り、様子を見ていく。大崎は前蹴りを多用し、時折鋭い右ストレートを繰り出す。左右ローも蹴る大崎。
2R、大崎はスピードを上げて右ストレート、左フックの連打。さらに左右ロー、ヒザ蹴り、飛びヒザ蹴りと多彩な攻撃で松崎を翻弄する。
3Rは松崎もパンチとヒジで攻勢に出ようとするが、大崎は右ストレート、左ヒジで迎え撃ち、左右のローキック。特に右ローが鋭く決まり、松崎の身体が大きく傾く。
4R、大崎は右ストレート、左ヒジと攻めて右ローを狙い撃ち。この一発が松崎の下腹部に入り、試合は一時中断。再開後もパンチの連打、ボディへのヒザ蹴り、そして右ローとダウン寸前まで追い詰める大崎だが、松崎は雄叫びをあげて大崎の猛攻に耐える。
5R、大崎の攻撃に耐え、ヒジでの逆転を狙う松崎だが、さらに強烈な大崎のヒジ、ヒザ、右ローをもらう。それでも松崎は倒れずに最後まで耐え続け、王者としての意地を見せた。
大差の判定勝ちで2冠王となった大崎は、「J-NETさんは初めてプロの試合で出させていただいた興行で、チャンスをいただきありがとうございました。松崎選手は僕よりも大ベテランの方で、どれだけ打っても最後まで前に出続けてこられて、チャンピオンとしての意地を凄い見せられた試合でした。今回チャンピオンになれたんですが、僕も松崎選手のようなプライドと意地を持って戦い続けていきたいと思います」と、松崎を称えた。
▼第5試合 バンタム級 サバイバルマッチ1※ヒジあり
●工藤“red”玲央(team TEPPEN/J-NETWORKバンタム級4位)
判定0-3 ※28-29、28-29、28-30
〇日畑達也(FKD/J-NETWORKスーパーフライ級2位)
▼第4試合 バンタム級サバイバルマッチ1※ヒジあり
●鰤鰤左衛門(CORE)
判定0-3 ※28-30、28-30、28-29
〇安達浩平(team AKATUKI/J-NETWORKバンタム級10位 J-NETWORK2017年度バンタム級新人王)
▼第3試合 67kg契約3分3R ※ヒジあり
●宮城寛克(赤雲會)
判定0-3 ※三者とも28-30
〇斉藤敬真(インスパイヤードモーション/J-NETWORKミドル級9位J-NETWORK2016年度ミドル級新人王)
▼第2試合 スーパーライト級 3分3R ※ヒジあり
〇耀織(よしき/Y‘grow)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●暁人(あけと/BE WELL)
▼第1試合 J-GIRLS 53kg契約 2分3R ※ヒジなし
●芳美(OGUNI-GYM)
判定0-3 ※三者とも28-30
〇町田真美(team Immotal)
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