【ムエタイオープン】貴がヒジ打ちで鮮やかKO勝ち、来年2月に引退試合
▼第10試合 MuayThaiOpenスーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
〇J(27=TSKJapan)
判定3-0 ※三者とも49-48
●清水 武(31=sbm)
※Jが新王座に就く。
Jはパンチ主体のファイトスタイルで10勝のうち8勝がKOという倒し屋。今年3月にはWMC日本スーパーウェルター級王座を獲得している。清水は2007年6月にプロデビューし、2011年6月にWPMF日本スーパーウェルター級王座に就いた。ローキックを武器に粘り強いファイトが身上。一時期リングを離れ、昨年7月に約3年ぶりの復帰を果たし、連勝している。
1Rから前へ出ていく清水だが、Jは回り込んで一定の距離を保つ。2RになるとJは前蹴り、ローで距離を取りながら清水が接近するとヒジを打つ。清水もヒジで対抗し、離れるとローを蹴る。
3R、Jはジャブ、前蹴り、右ミドルで徹底して距離を取り、接近背になるとヒジを打つ。前進し続けても自分の距離に入れない清水はほぼ攻撃を当てることが出来ない。
4Rも同様の展開が続く中、終盤にようやく清水のパンチがJを捉えだす。Jも右ミドルを連続ヒットさせて挽回。
5RもJは回り込みながら前蹴り、右ストレートで清水を突き離し、接近するとヒジ。清水が強引に入り込んで左右フック、ヒジを打つがJも反撃し、Jが自分のペースを守り切って試合終了。判定勝ちで新王座に就いた。
▼第9試合 フェザー級 3分3R
●立嶋篤史(46=ASSHI-PROJECT)
TKO 2R 2分06秒 ※レフェリーストップ
〇成澤 龍(30=SRC)
立嶋は1988年7月にデビューし、これが96戦目となる大ベテラン。対する成澤は仙台のAリーグを主戦場とする選手。
1R、成澤は右ローで攻め、立嶋は右ストレートを狙う。立嶋は動きが悪く、成澤のパンチ連打でたびたびコーナーに追い込まれる。右ストレートでダウンを奪われると、続くパンチ連打でもダウンを奪われる。
2R、成澤は左右ボディブローでじわじわと攻め、立嶋は左ミドルとヒジで応戦するが動きが鈍く、成澤の右ストレートをもらってグラつく。コーナーに詰めた成澤がラッシュを仕掛けたところでレフェリーがストップ。成澤のTKO勝ちとなった。
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