【パンクラス】残り2秒、T-98が森本一陽からKO勝利
パンクラス
「PANCRASE301」
2018年11月25日(日)東京・新木場スタジオコースト
▼第13試合 ダブルメインイベント WPMF(世界プロムエタイ連盟)ルール 70kg契約 3分5R
〇T-98(たくや/クロスポイント吉祥寺/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者)
TKO 5R2分48秒 ※3ノックダウン
●森本一陽(レグルス池袋/Bigbangスーパーウェルター級王者)
パンクラスとムエタイ&キックボクシング団体『レベルス』とのグループ化により実現した今大会。メインには、“ムエタイゴリラ”の異名を持つ元ラジャダムナン王者T-98が登場、J-NETWORK&Bigbangの二冠王・森本と激突した。
1R、大振りの左右フック、右ミドルの森本に対し、T-98はじりじりと圧力をかけ右ロー。森本の蹴り足をキャッチするとすかさず右ローを入れ、削っていく。
2R、森本が連打を見せれば、T-98は冷静に両腕ブロックで攻撃を弾く。徹底して右ローを当てるT-98はガードの下がった森本に右ハイをお見舞いしぐらつかせた。3Rも森本のパンチに合わせてT-98は右ロー。
4Rも完全にT-98が主導権を握り、足を引きずりダメージが明らかな森本を右ローで追い込むが、タフネスぶりを発揮し倒れない。最終R、前に出るT-98が右ハイで遂にダウンを奪う。森本が立ち上がるとT-98は飛びヒザからパンチ連打で2度目のダウンを追加。
残り時間僅かのところで、T-98が左フックでダウンを追加しTKO勝ち。戦前の予告通り、T-98はケージに登って雄叫びを挙げた。
▼第12試合 ダブルメインイベント ライト級 5分3R
〇サドゥロエフ・ソリホン(タジキスタン/ロシア・パンクラチオン)
TKO 2R19秒 ※レフェリーストップ
●アキラ(フリー/パンクラス・ライト級2位)
二連勝のアキラと対戦するソリホンはロシア・パンクラチオン協会推薦であり、MMAの戦績は僅か5戦しかないがパンクラチオンの4番手だという。
1R、左ストレートを出しながら組み付くアキラに、ソリホンは右ミドル、右ストレートで突き放してスタンドの展開で勝負したい様子。アキラは組み付いてテイクダウンしパウンドで追撃するも、ソリホンはすぐに立ち上がってスタンドへ。
ソリホンの右ハイをもらうアキラだが、ダメージを感じさせずバックを取っては後方に投げて上のポジションを奪う。ガッチリ抑え込むアキラが主導権を握ったかに見えたが……。
2R、アキラが左ミドル、さらに前に出たところに、ソリホンは回転ヒジ。これがモロにアキラの顔面にクリーンヒット。アキラは立ち上がることが出来ず、ソリホンが衝撃的なKO勝ちを収めた。
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