【野良犬祭】40歳・藤原あらし、20歳・仲山大雅との接戦制す
野良犬祭実行委員会
「野良犬祭4~猪突猛進DE冬の陣~」
2019年1月13日(日)東京・新木場1stRING
▼第8試合 メインイベント キックボクシング 52.5kg契約 3分5R
〇藤原あらし(40=バンゲリングベイ・スピリット/全日本スーパーバンタム級王者)
判定2-1 ※49-48、47-49、48-47
●仲山大雅(20=RIOT GYM/RKAフライ級王者)
藤原は2002年1月にデビューし、2004年11月に全日本バンタム級王座を獲得。以来、“国内軽量級最強”と呼ばれ、17年5月には『ZONE』にて復活した全日本キックタイトル『全日本スーパーバンタム級王座』を獲得している。今回がキャリア86戦目、40歳の大ベテラン。
対する仲山は地元・沖縄を主戦場にしアマチュアキックボクシングで華々しい成績を収めプロデビュー。17年3月には、強豪タイ人選手のジョッキーレックと対戦し、下馬評を覆す衝撃のKO勝利。昨年12月にはタイで人気を誇る激闘王チョクディー・PKセンチャイジムと対戦し、引き分ける奮闘を見せている。藤原は昨年8月の山田航暉戦で判定負け、仲山は6月に山田に2RKO勝利しているが10月のKNOCK OUTで石井一成に3RTKO負けしており、お互いに再起戦となる。
1R、お互いにサウスポー。藤原は左ミドル、仲山は左ローの蹴り合い。藤原のパンチに仲山はカウンターで左ストレート、右フックをヒット。さらに顔面前蹴りも当てても印象付ける。
2R、前に出る藤原に、仲山は右の縦ヒジを当て、顔面前蹴りでバランスを崩させるなどペースを掴む展開に。しかし、3Rになると、藤原は首相撲に徹した戦い方を見せ、キャリアの差を見せ付ける。組み付きを嫌がる仲山は強引に投げを見舞ってイエローカード(注意)を言い渡された。
4Rも藤原がジャブを突きながら首相撲主体の攻めで仲山を削っていく。疲れを見せ始めた仲山は5R、強引にワンツーを出すが、組み付かれて連打できない。首相撲で差を見せつけた藤原が判定勝利した。
▼第7試合 NJKFミネルヴァ提供試合 ライトフライ級(48.99kg契約) 2分3R
〇後藤まき(RIKIX/ミネルヴァライトフライ級7)
判定3‐0 ※30-29、30-29、30-28
●ほのか(KANALOA GYM)
1Rからリーチのある後藤の左ジャブからの右ストレートがヒット。ほのかはローキックと左ミドルを返す。パンチの打ち合いになると後藤がパンチを的確に当てて優勢を印象付ける。
2Rもパンチを的確に当てていく後藤に、ほのかは蹴りを返していく。3R、後藤が突進して連打を見せるも、ほのかは連打を返しつつ組み付いて展開を作らせない。判定で後藤が勝利した。
▼第6試合 野良犬祭ソーシャルファンディング・スペシャルエキシビジョン
-森井洋介(格闘技道場ゴールデングローブ/初代KING OF KNOCK OUTライト級王者)
勝敗なし
-ロッキー川村(パンクラスイズム横浜/第4代ライトヘビー級&第11代・13代ミドル級キング・オブ・パンクラシスト)
1R、森井は強烈な右ローキックを走らせると、ロッキーは蹴りはOKのルールだと聞いてないとばかりに猛抗議。何度も森井のローを受けながらダウンを喫したロッキーだったが、最後にパンチの打ち合いで見せ場を作り会場を盛り上げた。
▼第5試合 キックボクシング 60.5kg契約 3分3R
〇旭野ミノル(ゴールデングローブ)
反則 1R49秒
●清水佑太郎(国際テコンドー連盟日本協会)
1R、旭野が左ローを見舞うと、清水は右ミドルをクリーンヒット。モロに食らった旭野は大きく後退し、ヒザ蹴りをもらってダウンを喫してしまう。何とか立ち上がった旭野に、清水は右ヒザ蹴りの連打でダウンを追加。旭野は立ち上がれずKO負けと思われたが、清水が掴んでの攻撃を二回以上行ったとして反則負けとなった。
▼第4試合 蒙古襲来~モンゴル相撲vs元霧の若~ 3分2R
〇将軍岡本(プロレス・元大相撲)
一本 2R2分27秒 ※フロントチョーク
●エルデネダライ・アリウンボルド(モンゴル相撲)
攻防はスタンドのみ。判定になったら、テイクダウンや投げのポイント数によって優劣がつく特別ルールで行われた異種格闘技戦。1R、体格差で上回る将軍が優勢に試合を進め、右からの投げでスローポイントを奪う。2R、岡本が組んだ状態からフロントチョークで相手を持ち上げて締め上げて一本勝ちした。
▼第3試合 NJKFミネルヴァ提供試合 57.15kg契約 2分3R
〇浅井春香(Kick Box/ミネルヴァスーパー・バンタム級3位)
KO 2R1分59秒
●菅原麻子(トイカツ道場)
1R、浅井の強烈なミドルからの右ストレートがヒット、さらにカウンターの右フックをヒットさせていく。2R 浅井が右ストレートでダウンを奪う。顔面が腫れた菅原にドクターチェックが入る。再開後、さらにパンチの連打で浅井が2度目のダウンを奪いTKO勝ち。
▼第2試合 キックボクシング 55kg契約 3分3R
〇八木来斗(東京北星ジム)※デビュー戦
KO 1R2分45秒
●乕井健人(とらい・けんと/中嶋道場)
1R、八木がヒザ蹴りの連打で先制のダウンを奪う。さらにパンチの連打とヒザで追い打ちをかけて2度のダウンで勝負あり。八木がデビュー戦をKOで飾った。
▼第1試合 河崎実監督プロデュース・スペシャルエキシビジョンマッチ
雷エースキック&日高郁人(ZERO1)
vs
スーパー・タイガー(リアルジャパンプロレス)&世羅りさ(アイスリボン)withハリウッドザコシショウ
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